チュートリアル : ClickOnce を使用した .NET Framework Client Profile アプリケーションの配置

更新 : 2007 年 11 月

このチュートリアルでは、ClickOnce を使用して簡単な .NET Framework Client Profile アプリケーションを配置する方法を示します。

このチュートリアルでは次のタスクを行います。

  • .NET Framework Client Profile アプリケーションとして配置する WPF プロジェクトを作成および構成する。

  • ClickOnce を使用してアプリケーションを配置する。

これらのタスクを完了すると、ClickOnce を使用して .NET Framework Client Profile アプリケーションを配置できます。

Cc656916.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

前提条件

このチュートリアルを実行するには、次のコンポーネントが必要です。

  • Visual Studio 2008 SP1

WPF プロジェクトの作成と構成

最初に WPF アプリケーションのプロジェクトを作成します。

WPF プロジェクトを作成するには

  1. Visual Basic または Visual C# で、DemoApplication という名前の新しい WPF アプリケーション プロジェクトを作成します。詳細については、「方法 : 新しい WPF アプリケーション プロジェクトを作成する」を参照してください。

    WPF デザイナで Window1.xaml が開きます。

  2. プロジェクトのプロパティ ページで、[クライアント専用 Framework サブセット] チェック ボックスをオンにします。詳細については、「方法 : .NET Framework Client Profile アプリケーションを配置用に構成する」を参照してください。

アプリケーションの配置

他の .NET アプリケーションと同じように、ClickOnce を使用して .NET Framework Client Profile アプリケーションを配置します。

アプリケーションを配置するには

  1. ソリューション エクスプローラで、DemoApplication プロジェクトを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. [発行] タブをクリックします。

  3. [必須コンポーネント] をクリックします。

    [必須コンポーネント] ダイアログ ボックスが開きます。

  4. [インストールする必須コンポーネントを選択する] で、[.NET Framework Client Profile] チェック ボックスをオンにします。

  5. [.NET Framework 3.5] チェック ボックスと [.NET Framework 3.5 SP1] チェック ボックスがオンになっている場合はオフにします。

  6. [必須コンポーネントのインストール場所を指定してください] で、既定で選択されている [必須コンポーネントをコンポーネントの開発元の Web サイトからダウンロードする] オプションはそのままにします。

    このオプションは、Microsoft の Web サイトから .NET Client Profile をダウンロードするように指定します。

  7. [OK] をクリックし、ダイアログ ボックスを閉じます。

  8. ClickOnce を使用して、アプリケーションを発行する手順を実行します。詳細については、「発行ウィザード」を参照してください。

    Cc656916.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    .NET Framework Client Profile をインストールするには、管理者の権限が必要です。

次の手順

参照

処理手順

方法 : セットアップ プロジェクトを作成または登録する

チュートリアル : Windows インストーラを使用した .NET Framework Client Profile アプリケーションの配置

概念

.NET Framework Client Profile

.NET Framework Client Profile 配置構成スキーマ

参照

<supportedRuntime> 要素