オブジェクト名の中のアラビア語またはヘブライ語のテキスト

更新 : 2007 年 11 月

アラビア語およびヘブライ語のテキストは、フォルダ、変数、またはその他のオブジェクトの名前に使用できます。アラビア語を使用する場合、Kashida と Diacritics を含むすべてのアラビア語文字を使用できます。

dc6bb2eh.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

インストール中に表示されるダイアログ ボックスにアラビア語またはヘブライ語を入力するためには、Windows システムとユーザーのロケールが適切な言語に設定されている必要があります。

アラビア語またはヘブライ語のテキストによる名前付け

次の要素は、アラビア語またはヘブライ語で名前を付けることができ、Visual Studio で正しく処理されます。

  • ソリューション名、プロジェクト名、およびファイル名。プロジェクト パスに含まれるフォルダ名も対応します。ソリューション エクスプローラで、ソリューション名と要素名を正しく表示できます。

  • ファイルの内容。Unicode エンコーディングまたは選択したコード ページでファイルを開いたり保存したりできます。

    dc6bb2eh.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    コード エディタについては特別に制限があります。詳細については、後の説明を参照してください。

  • データ要素。これらのデータ要素はサーバー エクスプローラで正しく表示されます。要素の編集もできます。

  • Windows クリップボードにコピーされた要素。

  • 属性とメタデータ。

  • プロパティ値。アラビア語およびヘブライ語のテキストは、プロパティ ウィンドウで使用できます。プロパティ ウィンドウで、Windows の標準のキーストロークを使用して、右から左への読み取り順序と左から右への読み取り順序を切り替えることができます。Ctrl キーを押しながら右 Shift キーを押すと右から左への読み取り順序、Ctrl キーを押しながら左 Shift キーを押すと左から右への読み取り順序になります。

  • コードおよびリテラル テキスト。(テキスト エディタでもある) コード エディタで、アラビア語またはヘブライ語を使用してクラス、関数、変数、プロパティ、リテラル文字列、属性などに名前を付けることができます。ただし、エディタでは右から左への読み取り順序がサポートされていません。テキストは常に左の余白から開始されます。

    dc6bb2eh.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

    リテラル文字列は、プログラムにハードコーディングするのではなく、リソース ファイルに配置することをお勧めします。詳細については、「チュートリアル : Windows フォームのローカリゼーション」を参照してください。

    dc6bb2eh.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    これらの言語で名前を付けたオブジェクトは、一貫した方法で参照する必要があります。たとえば、アラビア語の変数に Kashida を使用して名前を付けた場合は、その変数を参照するときに常に Kashida を使用する必要があります。そうしないと、エラーが発生します。

  • コードのコメント。アラビア語およびヘブライ語は、コメントに使用できます。また、コメント ビルダ ツールでもこれらの言語を使用できます。

参照

処理手順

方法 : エンコーディングを使用してファイルを保存および開く

概念

Visual Studio でのデザイン時における双方向機能

その他の技術情報

アプリケーションのグローバライズとローカライズ