方法 : ASP.NET サーバー コントロールの検証エラー メッセージの書式を設定する
更新 : 2007 年 11 月
ASP.NET 検証コントロールを使用しているときに、エラー テキストのフォントやサイズなどの書式を設定したり、エラー テキストの代わりにマーカーを表示したりできます。たとえば、エラーが発生したときに、検証コントロールでアスタリスク (*) を表示できます。
メモ : |
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テキストの代わりにマーカーを使用すると、ページのアクセシビリティが低下することがあります。詳細については、「ASP.NET のユーザー補助」を参照してください。 |
詳細なエラー メッセージを検証コントロールの ErrorMessage プロパティに含め、ValidationSummary コントロールをページに追加することもできます。ErrorMessage プロパティの詳細なテキストは、ValidationSummary コントロールが配置されているページに表示されます。
ErrorMessage プロパティおよび Text プロパティのテキストで HTML 要素を使用することにより、エラーメッセージの書式を設定できます。たとえば、エラー メッセージ内の 1 つの単語だけに斜体を適用する場合は、その単語を <i> タグと </i> タグで囲みます。
メモ : |
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エラー メッセージ テキストに HTML の予約文字を表示する場合は、その文字をエンコードする必要があります。たとえば、"<" を表示する場合は、< という文字シーケンスを使用します。 |
検証エラーを一覧に表示する場合は、各検証コントロールの場所にマーカーを表示するように指定できます。
エラー メッセージの書式を設定するには
次のような検証コントロール プロパティを設定します。
プロパティ
説明
エラー メッセージ テキストの色
テキストの背景色
フォント、サイズ、太さなど
エラー メッセージを囲む境界線のサイズと色
ユーザ指向ブラウザがカスケード スタイル シート (CSS: Cascading Style Sheets) をサポートしている場合に使用されるスタイル設定
メモ : これらのプロパティを使用した設定の中には、一部のブラウザではサポートされないものもあります。
入力コントロールの横にマーカーを表示するには
各検証コントロールの ErrorMessage プロパティに、ValidationSummary コントロールに表示するエラー テキストを設定します。
各検証コントロールの Text プロパティに、表示するマーカーを設定します。マーカーは、テキスト (アスタリスクなど) やイメージ要素など、任意の有効な HTML から構成できます。
メモ : マーカーは、検証コントロールの場所に表示されます。マーカーが正しく表示されるように検証コントロールをレイアウトする作業は、開発者が行います。
参照
処理手順
方法 : ASP.NET サーバー コントロールに対する検証エラー メッセージの表示を制御する
方法 : ASP.NET サーバー コントロールの埋め込み先メッセージのレイアウトを指定する