Visual Basic におけるデータ型
更新 : 2007 年 11 月
プログラミング要素のデータ型は、保持できるデータの種類やデータの格納方法を示します。データ型は、コンピュータのメモリに格納できるすべての値に適用され、式の評価にも関与します。変数、リテラル、定数、列挙値、プロパティ、プロシージャのパラメータ、プロシージャの引数、およびプロシージャの戻り値にはすべてデータ型があります。
データ型の宣言
型宣言を省略したプログラミング以外では、すべてのプログラミング要素のデータ型を宣言する必要があります。詳細については、「Visual Basic での型宣言を省略したプログラミング」を参照してください。
プログラミング要素は宣言ステートメントで定義し、As 句を使用してデータ型を指定します。さまざまな要素の宣言に使用するステートメントを次の表に示します。
プログラミング要素 |
データ型の宣言 |
|---|---|
変数 |
Dim ステートメント (Visual Basic) 内で宣言 Dim amount As Double Static yourName As String Public billsPaid As Decimal = 0 |
リテラル |
リテラルの型宣言文字を使用する場合は、「型文字」の「リテラルの型文字」を参照してください。 Dim searchChar As Char = "."C |
定数 |
Const ステートメント (Visual Basic) 内で宣言 Const modulus As Single = 4.17825F |
列挙値 |
Enum ステートメント (Visual Basic) 内で宣言 Public Enum colors |
プロパティ |
Property ステートメント内で宣言 Property region() As String |
プロシージャ パラメータ |
Sub ステートメント (Visual Basic)、Function ステートメント (Visual Basic)、または Operator ステートメント内で宣言 Sub addSale(ByVal amount As Double) |
プロシージャの引数 |
呼び出し元のコードでは、宣言済みのプログラミング要素、または宣言済みの要素を含む式を各引数に指定 subString = Left(inputString, 5) |
プロシージャの戻り値 |
Function ステートメント (Visual Basic) または Operator ステートメント内で宣言 Function convert(ByVal b As Byte) As String |
参照
処理手順
概念
Visual Basic での型宣言を省略したプログラミング