export

データ構造体が .idl ファイルに配置されます。

[export]

解説

C++ 属性 export は、データ構造体を .idl ファイルに配置し、すべての言語で使用できるバイナリ互換形式としてタイプ ライブラリで使用できるようにします。

クラスにパブリック メンバ (struct と同等) だけが含まれる場合でも、属性 export をクラスに適用することはできません。

無名の enum や struct をエクスポートする場合は、__unnamedx (x は連番) で始まる名前が付けられます。

export に有効な typedef は基本型、構造体、共用体、列挙型、または型 ID です。詳細については、「typedef」を参照してください。

使用例

属性 export の使用例を次のコードに示します。

// cpp_attr_ref_export.cpp
// compile with: /LD
[module(name="MyLibrary")];

[export]
struct MyStruct {
   int i;
};

必要条件

属性コンテキスト

対象

union、typedef、enum、struct、および interface

複数回の適用

不可

必要な属性

なし

無効な属性

なし

詳細については、「属性コンテキスト」を参照してください。

参照

概念

コンパイラ属性

Typedef、Enum、Union、および Struct 型の属性

ATL サンプル