CStatusBarCtrl オブジェクトのモードの設定

更新 : 2007 年 11 月

CStatusBarCtrl オブジェクトには、簡易モードと標準モードという 2 種類のモードがあります。ほとんどの場合、ステータス バー コントロールには、テキストやアイコン (複数可) を含んだ 1 つ以上の区画があります。これは、標準モードと呼ばれます。標準モードの詳細については、「CStatusBarCtrl オブジェクトの区画の初期化」を参照してください。

ステータス バーにテキストを 1 行だけ表示する場合も考えられます。この場合は、簡易モードで十分です。CStatusBarCtrl オブジェクトのモードを簡易モードに変更するには、SetSimple メンバ関数を呼び出します。ステータス バー コントロールが簡易モードになったら、パラメータ nPane に値 255 を指定して SetText メンバ関数を呼び出して、テキストを設定します。

IsSimple 関数を使用すると、CStatusBarCtrl オブジェクトの現在のモードを判断できます。

k9xw9k4z.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

ステータス バー オブジェクトが標準モードから簡易モードに (または、簡易モードから標準モードに) 変更されると、ウィンドウはすぐに再描画されます。区画がある場合は、定義されているすべての区画が自動的に復元されます。

参照

概念

コントロール (MFC)

参照

CStatusBarCtrl の使い方