方法 : パラメータ付きクエリを作成する (デバイス)
更新 : 2007 年 11 月
以下の手順では、[データ ソース] ウィンドウで SQL Server Compact 3.5 データベースが利用可能になっているものと想定しています。詳細については、「方法 : データベースを作成する (デバイス)」または「方法 : デバイス プロジェクトにデータベースを追加する」を参照してください。
ユーザーがさまざまな値をパラメータとして入力できるようにするには、クエリの作成時に疑問符 ("?") をパラメータとして使用します。Windows フォーム デザイナでスマート タグを使用してクエリを作成する場合は、次の手順に示すように、Windows フォーム内にユーザー インターフェイスが自動生成されます。データセット デザイナの [TableAdapter] からクエリを作成する場合は、最後の手順に示すように、ユーザー インターフェイスは自動生成されません。
.gif "メモ") メモ : |
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お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。 |
Windows フォーム デザイナを使用してパラメータの指定をセットアップするには
デザイナで、[データ ソース] ウィンドウからフォーム上に DataGrid 形式または Details 形式のテーブルをドラッグします。
形式を選択するには、テーブル名の右側にある矢印をクリックします。
ドラッグしたコンポーネントのスマート タグをクリックし、[クエリの追加] をクリックします。
[タスク] ダイアログ ボックスを開くキーボード ショートカットは、Shift + Alt + F10 キーです。
[検索条件ビルダ] ダイアログ ボックスで、[新しいクエリ名] を選択します。
既定の名前を使用するか、独自の名前を作成します。
これで、[クエリ テキスト] ボックスの SQL ステートメントを変更するか、[クエリ ビルダ] をクリックすることにより、使用するパラメータを指定できます。
[クエリ テキスト] ボックスを使用してパラメータを指定するには
WHERE 句を SELECT ステートメントの末尾に追加します。
[OK] をクリックして [検索条件ビルダ] ダイアログ ボックスを閉じます。
クエリにバインドされたボタンが、デザイナのフォーム上に表示されます。
クエリ ビルダを使用してパラメータを指定するには
[クエリ ビルダ] ダイアログ ボックスで、次の操作のいずれかを実行します。
SQL ステートメント ペインで WHERE 句を追加します。
または
適切な [列] リストの [フィルタ] にパラメータを入力します。
この方法では、SQL ステートメント ペインに自動的に WHERE 句が書き込まれます。
[OK] をクリックして [クエリ ビルダ] ダイアログ ボックスを閉じます。
[OK] をクリックして [検索条件ビルダ] ダイアログ ボックスを閉じます。
クエリにバインドされたボタンが、デザイナのフォーム上に表示されます。
データセット デザイナを使用してパラメータを指定するには
ソリューション エクスプローラで、.xsd ファイルを右クリックし、[開く] をクリックします。
データセット デザイナで、[TableAdapter] を右クリックし、[追加] をポイントして、[クエリ] をクリックします。
TableAdapter クエリの構成ウィザードで、[SQL ステートメントを使用する] を選択し、[次へ] をクリックします。
[クエリの種類の選択] ページで、[単一の値を返す SELECT] を選択し、[次へ] をクリックします。
[SQL SELECT ステートメントの指定] ページで、[クエリ ビルダ] をクリックします。
必要な場合は、ここで WHERE 句を追加できます。
このトピックで前述したように、クエリ ビルダを使用します。
メモ :TableAdapter クエリの構成ウィザードを使用してクエリを作成したときは、ユーザー インターフェイス要素は自動生成されません。
参照
処理手順
方法 : パラメータ クエリを Windows アプリケーションのフォームに追加する
概念
SQL Server Compact 3.5 データベース (デバイス) の使用