方法 : テスト結果をエクスポートする

更新 : 2007 年 11 月

1 つ以上のテストを実行するたびに、テスト実行の結果は .trx という拡張子が付いたファイルで、ディスクに自動的に保存されます。これにより、過去に実行したすべてのテストのテスト データを取得できます。テスト データを取得する方法については、「方法 : テスト結果をインポートする」を参照してください。

ms182499.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

ディスク容量を節約するには、Visual Studio が保存するテストの実行の数を制限します。詳細については、「方法 : 保存されるテストの実行の数を制限する」を参照してください。

また、選択した名前を持つ別の .trx ファイルを作成することによって、テスト実行の結果を明示的に保存することもできます。この処理は、エクスポートと呼ばれます。また、結果を格納するフォルダも指定できます。名前とフォルダを指定すると、特定の値が含まれるテスト実行を簡単に見つけ、再利用できます。

テスト結果のエクスポートは、Visual Studio によってテスト結果が自動的に保存されるかどうか、またはその保存方法に影響しません。ここで説明されているとおりにテスト実行をエクスポートする場合、テスト結果の追加のコピーを指定したファイルに作成します。

ms182499.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

テスト結果のエクスポートは、テスト結果の発行とは異なります。詳細については、「方法 : テスト結果を発行する」および「テスト データのデータ ウェアハウスへの移動」を参照してください。

テストの実行全体のテスト結果をエクスポートするには

  1. テストを 1 つ以上実行します。

  2. [テスト] メニューの [ウィンドウ] をポイントし、[テスト結果] をクリックします。

    [テスト結果] ウィンドウが表示されます。

  3. [テスト結果] ウィンドウのツール バーの [テストの実行結果のエクスポート] をクリックします。

    または

  4. [テストの実行結果のエクスポート] ボタンの下向きの矢印をクリックし、[テストの実行結果のエクスポート] をクリックします。

    [実行 <テストの実行名> のエクスポート] ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. (省略可能) [保存先] ボックスで、別のフォルダを選択します。

  6. (省略可能) [ファイル名] ボックスにファイル名を入力し、[保存] をクリックします。

    現在のテスト実行のすべてのテスト結果が、指定したファイル名で、.trx の拡張子が付いたファイルに保存されます。

選択したテストのテスト結果のみをエクスポートするには

  1. テストを 1 つ以上実行します。

  2. [テスト] メニューの [ウィンドウ] をポイントし、[テスト結果] をクリックします。

    [テスト結果] ウィンドウが表示されます。

  3. [テスト結果] ウィンドウで、1 行以上を強調表示します。

  4. [テスト結果] ウィンドウのツール バーの [テストの実行結果のエクスポート] ボタンの下向きの矢印をクリックし、[選択されたテスト結果のエクスポート] をクリックします。

    [選択された結果のエクスポート] ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. (省略可能) [保存先] ボックスで、別のフォルダを選択します。

  6. (省略可能) [ファイル名] ボックスにファイル名を入力し、[保存] をクリックします。

    現在のテスト実行の選択したテスト結果が、指定したファイル名で、.trx の拡張子が付いたファイルに保存されます。

参照

処理手順

方法 : テスト結果をインポートする

方法 : テスト結果を発行する

方法 : テスト結果を削除する

概念

テスト データのデータ ウェアハウスへの移動