方法 : テスト結果をインポートする

更新 : 2007 年 11 月

テスト エンジンは、すべてのテスト結果を自動的にコンピュータのハード ディスク上のフォルダに保存します。この自動機構の他に、「方法 : テスト結果をエクスポートする」に説明されているように、テスト結果を明示的に保存することもできます。

いずれの方法で保存したテスト結果も、次の手順に従ってインポートできます。テスト結果をインポートすると [テスト結果] ウィンドウに表示され、その結果をチェックしたり、操作したりできるようになります。

テスト結果をインポートするには、目的の結果が含まれているファイルの場所を把握する必要があります。ファイルの場所は、ファイルが作成された方法によって異なります。テスト結果ファイルには、.trx という拡張子が付いています。

  • テスト結果を明示的にエクスポートした場合は、指定したフォルダを検索します。エクスポート操作で既定フォルダを受け入れた場合、受け入れるフォルダは My Documents フォルダです。このフォルダは、通常、次の場所にあります。

    <ドライブ>:\Documents and Settings\<ユーザー名>\My Documents

  • Team System テスト ツール によって自動的に保存されたテスト結果ファイルをインポートする場合、ソリューションのテスト結果フォルダを探します。このフォルダには TestResults という名前が付いており、ソリューション フォルダの子フォルダです。

    既定では、テスト結果ファイルには <ユーザー名>@<コンピュータ名> <日付> <時間>.trx という名前が付けられます。たとえば、"Bank" と呼ばれるソリューションに対して自動的に保存されたテスト結果ファイルは、次のようなパスと名前になります。

    <drive>:\Documents and Settings\<user name>\My Documents\Visual Studio 2005\Projects\Bank\TestResults\<user name>@COMPUTER1 2005-09-22 16:09:08
    
    ms182500.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    テストの実行の名前付けスキームを編集すると、テスト結果ファイルに名前を付ける方法を変更できます。この操作は、実行構成を指定するときに表示される [オプション] ダイアログ ボックスの [全般] ページで実行できます。詳細については、「方法 : テスト実行構成を指定する」を参照してください。

Windows エクスプローラを使用してテスト結果をインポートするには

  1. Windows エクスプローラを使用して、開きたいテスト結果ファイルが含まれているフォルダを探します。

  2. テスト結果ファイルをダブルクリックします。

    これにより、ファイルが Visual Studio で開き、[テスト結果] ウィンドウに結果が表示されます。

Visual Studio の [テスト結果] ウィンドウを使用してテスト結果をインポートするには

  1. [テスト結果] ウィンドウを表示します。この操作を行うには、[テスト] をクリックし、[ウィンドウ] をポイントし、[テスト結果] をクリックします。

  2. [テスト結果] ウィンドウ ツール バーの [テスト結果のインポート] をクリックします。

    [結果のインポート] ダイアログ ボックスが表示されます。My Documents フォルダの内容が表示されます。ダイアログ ボックスに、フォルダ内の .trx 拡張子が付いたすべてのファイルが表示されます。

  3. インポートするテスト結果ファイルをクリックし、[開く] をクリックします。

    [テスト結果] ウィンドウにテスト結果が表示されます。

Visual Studio の [ファイル] メニューを使用してテスト結果をインポートするには

  1. [ファイル] メニューの [開く] をポイントし、[ファイル] をクリックします。

    [ファイルを開く] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. インポートするテスト結果ファイルが含まれているフォルダを探します。

  3. インポートするテスト結果ファイルをクリックし、[開く] をクリックします。

    [テスト結果] ウィンドウにテスト結果が表示されます。

参照

処理手順

方法 : テスト結果をエクスポートする

方法 : テスト実行構成を指定する

方法 : テスト結果を削除する

方法 : テスト結果を発行する

方法 : テスト結果の報告を有効にする