ミックスコントロールの概要

[アーティクル]
09/11/2008

更新 : 2007 年 11 月

ミックスコントロールを使用すると、ロードテストのシナリオで、テスト、ブラウザの種類、またはネットワークの種類の間で配分する負荷の割合を調整できます。割合はスライダを動かして調整します。

スライダを動かすと、利用できるすべての項目の割合の値が変更されます。項目が複数ある場合、追加または削除した分が他の項目に均等に配分されます。この動作は、オーバーライドできます。特定の項目のロック列のチェックボックスをオンにすると、その項目に指定された割合がロックされます。この状態でスライダを動かすと、追加または削除した分はロックされていない残りの項目のみに適用されます。

[均等化] ボタンは、割合をすべての項目に均等に割り当てる場合に使用します。たとえば、項目が 3 つある場合、[均等化] をクリックすることで割合が、34、33、および 33 に設定されます。

注意 :
[均等化] ボタンは、ロックされているあらゆる項目をオーバーライドします。

また、スライダを使用する代わりに、割合を [%] 列に直接入力することもできます。割合の値を直接入力した場合、他の項目は自動的には調整されません。

メモ :
合計が 100% にならない場合、または [%] 列に入力された値が小数値の場合、スライダは無効になります。

割合を手動で入力する場合は、すべての項目の合計が 100% になるようにしてください。ミックスを保存するとき、合計が 100% ではない場合、割合をそのままで受け入れるか、または戻って調整するかのどちらかを選択するよう要求されます。そのままで受け入れることを選択した場合は、100% になるよう比例配分されます。たとえば、項目が 2 つあって、手動でそれぞれ 80% と 40% に設定されている場合、最初の項目は 66.67% (80/120) に、2 番目の項目は 33.33% (40/120) に、それぞれ設定されます。

シナリオにおけるミックス

テストミックス
テストミックスでは、ロードテストのシナリオで仮想ユーザーが特定のテストを実行する確率を指定します。

詳細については、「テストミックスの概要」を参照してください。
ブラウザミックス
ブラウザミックスでは、ロードテストシナリオで仮想ユーザーが特定のブラウザの種類を実行する確率を指定します。

詳細については、「ブラウザミックスの概要」を参照してください。
ネットワークミックス
ネットワークミックスでは、仮想ユーザーが特定のネットワークプロファイルを実行する確率を指定します。

詳細については、「ネットワークミックスの概要」を参照してください。