方法 : アプリケーション システムで参照する側のアプリケーションと外部アプリケーションを組み合わせる

更新 : 2007 年 11 月

システム デザイナでは、あるシステム内にある参照する側のアプリケーションに外部アプリケーションを含めたり除外したりできます。この 2 つの方法を組み合わせることもできます。

メモ :
使用する方法によって特定の考慮事項が適用されます。詳細については、「アプリケーション システム内の外部アプリケーション」を参照してください。

参照する側のアプリケーションとそのプロキシ エンドポイントとを含むシステムを作成できます。すると、そのシステムを外部アプリケーションを含む別のシステム内に含めることができます。このようなシステムの作成に既存のシステムを使用することもできます。

プロキシ エンドポイントが公開され、別のシステムの入れ子になる、新しいシステムを作成するには

1. 参照する側のアプリケーションを含み、外部アプリケーションを含まない、システム ダイアグラムを作成します。

2. 参照する側のアプリケーションのコンシューマ エンドポイントに、プロキシ エンドポイントを追加します。

3. 参照される側の外部アプリケーションを含むシステム ダイアグラムを別に作成します。

4. 参照される側の外部アプリケーションを含むシステム ダイアグラムに、参照する側のアプリケーションを含むシステムを [システム ビュー] ウィンドウから追加します。

5. 参照される側のアプリケーションを含むシステム ダイアグラムで、内側のシステムのプロキシ エンドポイントを、参照される側の外部アプリケーションのプロバイダ エンドポイントに接続します。

この作業の詳細については、次のトピックを参照してください。

• 方法 : システム ダイアグラムを作成する

• 方法 : アプリケーション システムにメンバを追加する

• 方法 : アプリケーション システムのメンバの動作を公開する

• 方法 : システム ダイアグラムでアプリケーションとシステムを接続する

別のシステムの入れ子になるシステムを、既存のシステムから作成するには

1. 新しいシステム ダイアグラムを 2 つ作成します。

2. 既存のシステムから、参照する側のアプリケーションを新しいシステムの一方にコピーします。

3. 既存のシステムから、参照される側のアプリケーションを新しいシステムのもう一方にコピーします。

4. 参照する側のアプリケーションを含むシステム ダイアグラムで、コンシューマ エンドポイントで使用するプロキシ エンドポイントを、これらのアプリケーション上に作成します。

5. 参照される側の外部アプリケーションを含むシステム ダイアグラムに、プロキシ エンドポイントを含むシステムを [システム ビュー] ウィンドウから追加します。

6. 参照される側のアプリケーションを含むシステム ダイアグラムで、内側のシステムのプロキシ エンドポイントを、参照される側のアプリケーションのプロバイダ エンドポイントに接続します。

この作業を既存のシステム ダイアグラム (.sd) ファイルをコピーすることで行い、元のシステム ダイアグラムがソリューションに残っている場合は、元のダイアグラム上の SDM ドキュメント名を一時的に変更する必要があります。変更するには、[プロパティ] ウィンドウの [SDM ドキュメントの ID] セクションの ドキュメント名プロパティを使用します。

ヒント :
ドキュメント名プロパティは、システム ダイアグラムに関連付けられており、.sd ファイル自体には関連付けられていません。ダイアグラムの画面は、クリックすることで選択できます。

プロパティのコピーをソリューションに追加するには、その前にそのプロパティをオリジナルで変更しておく必要があります。コピーの追加後に、オリジナルを開き、システム名と SDM ドキュメント名を変更する必要があります。この手順を実行したら、オリジナルの SDM ドキュメント名を以前の名前に戻します。

詳細については、次のトピックを参照してください。

• 方法 : システム ダイアグラムを作成する

• 方法 : アプリケーション システムにメンバを追加する

• 方法 : アプリケーション システムのメンバの動作を公開する

• 方法 : システム ダイアグラムでアプリケーションとシステムを接続する

参照

参照

アプリケーション システム内の外部アプリケーション

その他の技術情報

システム ダイアグラムでアプリケーション システムをデザインする