方法 : リソースを使用して Web サーバー コントロールのプロパティ値を設定する (Visual Studio)
更新 : 2007 年 11 月
ASP.NET ページでは、次の方法でリソース ファイルから値を読み取ることができます。
暗黙的なローカリゼーション ASP.NET は、一致するキーに基づいてローカル リソース ファイルからプロパティにプロパティ値を読み込みます。暗黙的なローカリゼーションを行うために、Visual Web Developer のツールを使用して、ページ上のすべてのコントロールを自動的にマークできます。
明示的なローカリゼーション ローカルまたはグローバルのリソース ファイルから特定のリソースを読み込む式を作成します。リソースを使用して設定するすべてのコントロール プロパティに対して式を作成する必要があります。
プログラミングにより、リソース ファイルから値を読み込むこともできます。詳細については、「方法 : プログラムでリソース値を取得する」を参照してください。暗黙的なローカリゼーションおよび明示的なローカリゼーションの詳細については、「ASP.NET Web ページのリソースの概要」および「方法 : リソースを使用して Web サーバー コントロールのプロパティ値を設定する (Visual Studio)」を参照してください。
暗黙的なローカリゼーションを使用するには
リソース ファイルを作成するページを開きます。
デザイン ビューに切り替えます。
[ツール] メニューの [ローカル リソースの生成] をクリックします。
App_LocalResources フォルダが存在しない場合は、自動的に作成されます。次に、現在のページに対して基本リソース ファイルが作成されます。このファイルには、ページ上のすべての ASP.NET Web サーバー コントロールのすべてのローカライズ可能なコントロールのキー/名前ペアが含まれます。最後に、各 ASP.NET Web サーバー コントロールに meta 属性が追加され、暗黙のローカリゼーションを使用するようにコントロールが構成されます。
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メモ :meta 属性はソース ビューで手動で追加することもできます。詳細については、「方法 : リソースを使用して Web サーバー コントロールのプロパティ値を設定する (Visual Studio)」を参照してください。
リソース式で明示的なローカリゼーションを使用するには
デザイン ビューで、リソース式を使用するコントロールを選択します。
[プロパティ] ウィンドウの [データ] カテゴリで、[(Expressions)] をクリックし、省略記号ボタンをクリックします。
[式] ダイアログ ボックスの [バインド可能プロパティ] で、リソースを使用して設定するプロパティを選択します。
[式の型] ボックスの一覧の [リソース] をクリックします。
グローバル リソースを使用する場合、使用するリソース ファイルのクラス名を [ClassKey] ボックスに入力します。
メモ :クラス名は .resx ファイルの名前に基づきます。WebResources.resx という名前のリソース ファイルの場合、クラス名は WebResources です。すべての言語のすべてのリソース ファイルが同じクラス名を使用します。現在のページに関連付けられているローカル リソース ファイルからリソースを取得する場合、この値は省略可能です。
[ResourceKey] ボックスに、使用するリソースの名前を入力します。現在のページに対してローカル リソース ファイルを使用している場合、ドロップダウン矢印をクリックして、ファイル内で使用できるリソースの一覧を表示できます。
現在のコントロール内の設定対象のプロパティごとに、手順 3. ～ 6. を繰り返し、[OK] をクリックします。
リソースを使用するコントロールごとに、手順 1. ～ 8. を繰り返します。
参照
処理手順
チュートリアル : ASP.NET でのローカリゼーションのためのリソースの使用