方法 : XML スニペットを使用する
XML エディタのショートカット メニューにある次の 2 つのコマンドを使用すると、XML スニペットを呼び出すことができます。[スニペットの挿入] コマンドを使用すると、カーソル位置に XML スニペットが挿入されます。[ブロックの挿入] コマンドを使用すると、XML スニペットが選択したテキストを囲みます。各 XML スニペットには、スニペット型が指定されています。[スニペットの挿入] コマンド、[ブロックの挿入] コマンド、またはこれら両方のコマンドで特定のスニペットを使用できるかどうかは、スニペット型により異なります。
XML スニペットがエディタに追加されると、スニペット内の編集可能なフィールドがすべて黄色で強調表示され、カーソルが最初の編集可能なフィールドに置かれます。
スニペットの挿入
ここでは、[スニペットの挿入] コマンドにアクセスする方法について説明します。
[!メモ]
[スニペットの挿入] コマンドは、ショートカット キー (Ctrl+K、次に Ctrl+X) で使用することもできます。
ショートカット メニューからスニペットを挿入するには
XML スニペットを挿入する位置にカーソルを置きます。
右クリックして [スニペットの挿入] をクリックします。****
使用可能な XML スニペットの一覧が表示されます。
マウスを使用するか、またはスニペットの名前を入力してから Tab または Enter キーを押して、スニペットを一覧から選択します。
IntelliSense メニューを使用してスニペットを挿入するには
XML スニペットを挿入する位置にカーソルを置きます。
[編集] メニューの [IntelliSense] をポイントし、次に [スニペットの挿入] をクリックします。****
使用可能な XML スニペットの一覧が表示されます。
マウスを使用するか、またはスニペットの名前を入力してから Tab または Enter キーを押して、スニペットを一覧から選択します。
IntelliSense の入力候補の一覧からスニペットを挿入するには
XML スニペットを挿入する位置にカーソルを置きます。
ファイルに追加する XML スニペットの名前の入力を開始します。オートコンプリートがオンになっている場合は、IntelliSense の入力候補の一覧が表示されます。一覧が表示されない場合は、Ctrl キーを押しながらスペース バーを押してアクティブにします。
入力候補の一覧から XML スニペットを選択します。
Tab キーを押して XML スニペットを呼び出します。
[!メモ]
XML スニペットが呼び出されない場合があります。たとえば、
xs:element
ノード内にxs:complexType
要素を挿入しようとした場合、エディタは XML スニペットを生成しません。xs:element
ノード内でxs:complexType
要素が使用された場合、必須の属性やサブ要素がないため、エディタに挿入するデータが存在しないことになります。
ショートカット名を使用してスニペットを挿入するには
XML スニペットを挿入する位置にカーソルを置きます。
エディタのペインに「
<
」と入力します。Esc キーを押して IntelliSense の入力候補の一覧を閉じます。
スニペットのショートカット名を入力し、Tab キーを押して XML スニペットを呼び出します。
ブロックの挿入
ここでは、[ブロックの挿入] コマンドにアクセスする方法について説明します。
[!メモ]
[ブロックの挿入] コマンドは、ショートカット キー (Ctrl+K、次に Ctrl+S) で使用することもできます。
コンテキスト メニューから [ブロックの挿入] を使用するには
XML エディタで、囲むテキストを選択します。
右クリックして [ブロックの挿入] をクリックします。****
[ブロックの挿入] で使用可能な XML スニペットの一覧が表示されます。
マウスを使用するか、またはスニペットの名前を入力してから Tab または Enter キーを押して、スニペットを一覧から選択します。
Intellisense メニューから [ブロックの挿入] を使用するには
XML エディタで、囲むテキストを選択します。
[編集] メニューの [IntelliSense] をポイントし、次に [ブロックの挿入] を選択します。****
[ブロックの挿入] で使用可能な XML スニペットの一覧が表示されます。
マウスを使用するか、またはスニペットの名前を入力してから Tab または Enter キーを押して、スニペットを一覧から選択します。
XML スニペットの使用
XML スニペットを選択すると、カーソルの位置にコード スニペットのテキストが自動的に挿入されます。スニペット内の編集可能なフィールドがすべて強調表示され、最初の編集可能なフィールドが自動的に選択されます。現在選択されているフィールドは枠で囲まれます。
フィールドが選択されているときには、フィールドの新しい値を入力できます。Tab キーを押すと編集可能なスニペットのフィールド間を順番に移動できます。Shift キーを押しながら Tab キーを押すと、逆の順序で移動できます。フィールドをクリックすると、フィールド内にカーソルが置かれ、フィールドをダブルクリックするとフィールドが選択されます。フィールドが強調表示されているときには、そのフィールドについて説明するツール ヒントが表示されることがあります。
編集することができるのは、特定のフィールドの最初のインスタンスだけです。そのフィールドが強調されているときには、そのフィールドにある他のインスタンスは中抜き表示されます。編集可能なフィールドの値を変更すると、スニペット内でフィールドが使用されているすべての場所で、そのフィールドが変更されます。
Enter キーまたは Esc キーを押すと、フィールドの編集をキャンセルしてエディタを通常の状態に戻します。
[オプション] ダイアログ ボックスの [フォントおよび色] ペインで [コード スニペット フィールド] 設定を変更すると、編集可能なコード スニペット フィールドの既定の色を変更できます。****詳細については、「方法 : エディタで使用するフォントのフォント フェイス、サイズ、色を変更する」を参照してください。
参照
概念
XML スニペット
方法 : XML スキーマから XML スニペットを生成する
方法 : XML スニペットを作成する