方法 : XML エディタから XSLT 変換を実行する

XML エディタでは、XSLT スタイル シートを XML ドキュメントと関連付けて変換を実行し、結果を表示させることができます。XSLT 変換から得られた結果の出力は、新しいドキュメント ウィンドウに表示されます。

Output プロパティでは、出力のファイル名を指定します。Output プロパティが空白の場合は、一時ディレクトリ内にファイル名が生成されます。ファイル拡張子はスタイル シート内の xsl:output 要素に基づき、.xml、.txt、または .htm のいずれかが付けられます。

Output プロパティで、拡張子が .htm または .html のファイル名が指定されている場合は、Microsoft Internet Explorer を使用して、XSLT 出力のプレビューが行われます。他のファイル拡張子はすべて、Microsoft Visual Studio によって選択されている既定のエディタを使用して開かれます。たとえば、ファイル拡張子が .xml の場合、Visual Studio では XML エディタが使用されます。

XML ドキュメントから XSLT 変換を実行するには

  1. XML エディタで XML ドキュメントを開きます。

  2. XSLT スタイル シートを XML ドキュメントと関連付けます。

    • XML ドキュメントに xml-stylesheet 処理命令を追加します。たとえば、ドキュメントのプロローグに <?xml-stylesheet type='text/xsl' href='filename.xsl'?> という行を追加します。

      または

    • [プロパティ] ウィンドウを使用して、XSLT スタイル シートを追加します。ドキュメントの [プロパティ ウィンドウ] で、[Stylesheet] フィールドの [参照] ボタンをクリックし、目的の XSLT スタイル シートを選択します。次に、[開く] をクリックします。****

  3. XML エディタ ツール バーの [Show XSL Output (XSL 出力を表示)] ボタンをクリックします。****

    [!メモ]

    XML ドキュメントに関連付けられているスタイル シートがない場合は、使用するスタイル シートの指定を求めるダイアログ ボックスが表示されます。

    XSLT 変換から得られた結果の出力は、新しいドキュメント ウィンドウに表示されます。

XSLT スタイル シートから XSLT 変換を実行するには

  1. XML エディタで XSLT スタイル シートを開きます。

  2. ドキュメントの [プロパティ] ウィンドウの [入力] フィールドで、XML ドキュメントを指定します。****

    [!メモ]

    この XML ドキュメントは、変換に使用する入力ドキュメントです。XSLT 変換が開始されたときにドキュメントが指定されていない場合、[ファイルを開く] ダイアログ ボックスが表示されるので、その時点でドキュメントを指定することができます。

  3. XML エディタ ツール バーの [Show XSL Output (XSL 出力を表示)] ボタンをクリックします。****

    XSLT 変換から得られた結果の出力は、新しいドキュメント ウィンドウに表示されます。

異なる出力ファイル名を指定するには

  1. ドキュメントの [プロパティ] ウィンドウの [出力] フィールドで、ファイル名を指定します。****

  2. XML エディタ ツール バーの [Show XSL Output (XSL 出力を表示)] ボタンをクリックします。****

    XSLT 変換から得られた結果の出力は、新しいドキュメント ウィンドウに表示されます。出力のウィンドウで使用されるエディタは、[出力] ドキュメント プロパティのファイル拡張子によって異なります。****

参照

概念

XML エディタ