方法 : クリップボードに格納されているファイルの種類を Visual Basic で判断する

更新 : 2007 年 11 月

クリップボードは、テキストやイメージなどのデータの格納に使用できます。クリップボードは複数のプロセスにまたがって共有されているため、プロセス間でのデータの転送に使用できます。My.Computer.Clipboard オブジェクトを使用すると、クリップボードに簡単にアクセスでき、読み込みおよび書き込みを実行できます。

クリップボードのデータは、テキスト、オーディオ ファイル、イメージなど、さまざまな形式をとります。クリップボードに格納されているファイルの種類を判断するには、ContainsAudio、ContainsFileDropList、ContainsImage、および ContainsText の各メソッドを使用できます。ContainsData メソッドを使用すると、カスタムの形式をチェックできます。

クリップボードにイメージが保持されているかどうかを判断するには

  • ContainsImage 関数を使用して、クリップボードに格納されているデータがイメージかどうかを判断します。次のコードは、データがイメージかどうかを確認し、それに応じて報告します。

    If My.Computer.Clipboard.ContainsImage() = True Then
        MsgBox("Clipboard contains an image.")
    Else
        MsgBox("Clipboard does not contain an image.")
    End If
    

参照

処理手順

方法 : Visual Basic でクリップボードから読み込む

方法 : Visual Basic でクリップボードに書き込む

参照

My.Computer.Clipboard オブジェクト

My.Computer.Clipboard.ContainsAudio メソッド

My.Computer.Clipboard.ContainsFileDropList メソッド

My.Computer.Clipboard.ContainsImage メソッド

My.Computer.Clipboard.ContainsText メソッド

My.Computer.Clipboard.ContainsData メソッド