方法 : Visual Basic アップグレード ウィザードを使ってプロジェクトをアップグレードする
更新 : 2007 年 11 月
Visual Basic アップグレード ウィザードを使用して Visual Basic 6.0 のプロジェクトをアップグレードすると、Visual Basic 2008 でプロジェクトの開発を続けることができます。アップグレード ウィザードは、元の Visual Basic 6.0 プロジェクトを変更するのではなく、元のプロジェクトに基づいて新しい Visual Basic 2008 プロジェクトを作成します。
メモ : |
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ウィザードを使用するとアップグレード プロセスが簡単になりますが、アップグレードされたアプリケーションで一部のコードの変更が必要になる場合があります。そのため、このプロセスを実行する前に、少し時間をかけて Visual Basic 2008 に習熟しておく必要があります。 |
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使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。 |
Visual Basic 6.0 プロジェクトを Visual Basic 2005 にアップグレードするには
Visual Basic 6.0 でプロジェクトを開きます。[ファイル] メニューの [<プロジェクト名> の作成] をクリックします。アプリケーションを実行し、エラーがないことを確認します。
Visual Studio 2005 を起動します。[ファイル] メニューの [開く] をポイントし、[プロジェクト/ソリューション] をクリックします。
[プロジェクトを開く] ダイアログ ボックスで Visual Basic 6.0 プロジェクトの場所を参照し、プロジェクト (.vbp) ファイルを選択します。
これにより、Visual Basic アップグレード ウィザードが開きます。
ウィザードの 2 ページ目で、使用できるアップグレード オプションのいずれかを選択します。オプションは、アップグレードするプロジェクトの種類によって異なります。
ヒント : 使用できるオプションの説明を表示するには、ウィザードの実行中に F1 キーを押してください。
ウィザードの 3 ページ目で、新しいプロジェクトを作成する場所を入力します。
メモ : 各 Visual Basic 2008 プロジェクトは、個別のフォルダに格納されている必要があります。指定したフォルダにファイルが含まれている場合は、別のフォルダを選択するように指示するメッセージが表示されます。
ウィザードの 4 ページ目で、[次へ] をクリックしてアップグレード プロセスを開始します。プロセスが完了すると、ソリューション エクスプローラに新しいプロジェクトが表示されます。
ソリューション エクスプローラで _UpgradeReport.htm ノードをダブルクリックしてアップグレード レポートを開きます。
アップグレード レポートの内容を確認します。エラーがある場合は、アプリケーションを実行する前に修正する必要があります。警告がある場合は、内容を調べて、アプリケーションの動作に影響がないことを確認します。
ヒント : エラーまたは警告の詳細については、記述をクリックしてヘルプ トピックを参照してください。
[デバッグ] メニューの [開始] をクリックします。アプリケーションを実行し、エラーがないこと、および Visual Basic 6.0 の場合と動作が同じであることを確認します。
メモ : アップグレード ウィザードは、可能性のある非互換性をすべて検出するわけではありません。アプリケーションを実行してから新たなエラーに遭遇する場合もあります。既知の問題の一覧については、「Visual Basic 6.0 からアップグレードされたアプリケーションのトラブルシューティング」を参照してください。
参照
処理手順
概念
Visual Basic 6.0 アプリケーションのアップグレードの準備
WebClass (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)