CTime::GetGmtTm

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

CTime オブジェクトに格納されている時刻値を分割して保持する struct tm 構造体を取得します。

struct tm* GetGmtTm(
   struct tm* ptm 
) const;

パラメータ

  • ptm
    時刻データを受け取るバッファへのポインタ。このポインタが NULL の場合、例外がスローされます。

戻り値

値が設定された struct tm 構造体へのポインタを返します。この構造体はインクルード ファイル TIME.H で定義されています。構造体のレイアウトについては、「gmtime、_gmtime32、_gmtime64」を参照してください。

解説

GetGmtTm 関数は、協定世界時刻 (UTC) を返します。

ptm として NULL を使用することはできません。従来の動作 (ptm を NULL とすることで、静的に割り当てられた内部バッファを使用できる) に戻す場合は、_SECURE_ATL を未定義の状態にします。

使用例

// Compute difference between local time and GMT
CTime time(CTime::GetCurrentTime());
tm t1, t2;
time.GetLocalTm(&t1);
time.GetGmtTm(&t2);

ATLTRACE(_T("Difference between local time and GMT is %d hours.\n"), 
   t1.tm_hour - t2.tm_hour);

必要条件

ヘッダー : atltime.h

参照

参照

CTime クラス

階層図

その他の技術情報

CTime のメンバ