/optionstrict
暗黙の型変換を制限するための、厳密な型の意味を適用します。
/optionstrict[+ | -]
/optionstrict[:custom]
引数
+ | -
省略可能です。 /optionstrict+ を指定すると、暗黙の型変換が制限されます。 このオプションの既定値は /optionstrict- です。 /optionstrict+ オプションは、/optionstrict と同じ動作になります。 寛容な型指定規則では、どちらも使用できます。custom
必ず指定します。 厳密な言語規則が守られていない場合に警告します。
解説
/optionstrict+ を指定すると、拡張型変換だけが暗黙のうちに行われます。 10 進型 (Decimal) のオブジェクトを整数型 (Integer) のオブジェクトに代入するなど、縮小による暗黙の型変換はエラーとして報告されます。
暗黙の縮小変換で警告を生成するには、/optionstrict:custom を使用します。 特定の警告を無視するには /nowarn:numberlist、特定の警告をエラーとして扱うようにするには /warnaserror:numberlist を使用します。
Visual Studio IDE で /optionstrict を設定するには
ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを選択します。 [プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。 詳細については、「プロジェクト デザイナーの概要」を参照してください。
[コンパイル] タブをクリックします。
[Option Strict] ボックス内の値を変更します。
プログラムで /optionstrict を設定するには
- Option Strict ステートメント を参照してください。
使用例
厳密な型指定規則を使用して Test.vb をコンパイルする場合のコード例です。
vbc /optionstrict+ test.vb
参照
参照
コンパイル コマンド ラインのサンプル (Visual Basic)
[Visual Basic の既定値] ([オプション] ダイアログ ボックス - [プロジェクト])