方法 : カスタム動作エディターで定義済みカスタム動作を追加する
Visual Studio には 5 つの定義済みのカスタム動作が用意されています。これらを使用すると、イベント ログ、メッセージ キュー、パフォーマンス カウンター、サービス、サービス プロセスの各コンポーネントをインストールできます。 これらのコンポーネントをインストールするコンポーネントとして設定すると、Installer クラスにラップされ、カスタム動作として配置システムに認識されます。
インストールするコンポーネントは、クラスとしてプロジェクトに追加され、ビルド後はプロジェクト出力の一部となります。
Installer クラスにはクラス固有の状態管理メソッドを格納しているため、エラー発生時にインストールをロールバックできます。 定義済みカスタム動作のインストールに失敗すると、配置プロジェクト全体も異常終了し、システムはインストール前の状態に戻ります。
定義済みカスタム動作の追加は、2 つのステップで行います。まず、配置するアプリケーションにコンポーネントを追加し、インストールするコンポーネントとして設定します。次に、インストールするコンポーネントを配置プロジェクトに追加します。
注意
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
配置プロジェクトにインストール対象のコンポーネントを追加するには
カスタム動作エディターでフォルダーを選択します。
[操作] メニューの [カスタム動作の追加] をクリックします。
[プロジェクトから項目を選択] ダイアログ ボックスで、インストールするコンポーネントを含むプロジェクト出力を格納しているフォルダーを開き、基本出力を選択します。
インストールするコンポーネントを格納しているプロジェクト出力が配置プロジェクトに追加されていない場合は、[出力の追加] ボタンをクリックし、基本出力を選択します。
ヒント
[ファイルの追加] ボタン、[出力の追加] ボタン、または [アセンブリの追加] ボタンを使用して項目を [プロジェクトから項目を選択] ダイアログ ボックスに追加すると、ダイアログ ボックスの [キャンセル] をクリックしても項目の追加は解除されず、項目は配置プロジェクトに追加されたままになります。 配置プロジェクトに項目を追加したくない場合は、ソリューション エクスプローラーで削除してください。
参照
処理手順
方法 : カスタム動作エディターでカスタム動作を追加および削除する