方法 : フォーム領域を Outlook アドインプロジェクトに追加する

[アーティクル]
08/09/2011

新しい Outlook フォーム領域ウィザードを使用して、標準またはカスタムの Microsoft Office Outlook フォームを拡張するフォーム領域を作成します。新しいフォーム領域の作成とユーザーインターフェイスのデザインは、Visual Studio で行うことができます。または、Outlook でデザインしたフォーム領域をインポートして、Visual Basic または C# コードに追加することができます。

別の Outlook プロジェクトで使用した Outlook フォーム領域がある場合は、[既存項目の追加] ダイアログボックスを使用して、そのフォーム領域を現在の Outlook アドインプロジェクトで再利用できます。詳細については、「Outlook フォーム領域の作成」を参照してください。

対象: このトピックの情報は、Outlook 2007 と Outlook 2010 のアプリケーションレベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクトタイプ別の使用可能な機能」を参照してください。

Outlook プロジェクトに新しいフォーム領域を追加するには

Visual Studio で Outlook アドインプロジェクトを開きます (または作成します)。詳細については、「方法: Visual Studio で Office プロジェクトを作成する」を参照してください。
ソリューションエクスプローラーで Outlook アドインプロジェクトノードを選択します。
[プロジェクト] メニューの [新しい項目の追加] をクリックします。
[新しい項目の追加] ダイアログボックスで、[Outlook フォーム領域] をクリックします。
[名前] ボックスにフォーム領域の名前を入力し、[追加] をクリックします。

新しい Outlook フォーム領域ウィザードが起動します。
[フォーム領域を作成する方法の選択] ページで、マネージコントロールをビジュアルなデザイナーにドラッグする方法でフォームをデザインするか、Outlook でデザインしたフォーム領域をインポートするかを選択します。

注意

Outlook でデザインしたフォーム領域をインポートする方法を選択した場合は、Outlook Form Storage (.ofs) ファイルの場所を指定する必要があります。 Outlook でデザインしたフォーム領域に対して、マネージコントロールを追加することはできません。追加できるのは、既存 UI の分離コードだけです。詳細については、「Outlook フォーム領域の作成」を参照してください。
[作成するフォーム領域の種類を選択します] ページで、フォーム領域の種類を確認し、いずれかを選択し、[次へ] をクリックします。フォーム領域の種類の詳細については、「Outlook フォーム領域の作成」を参照してください。
[説明用のテキストを指定し、表示設定を選択します] ページで、[名前] ボックスにフォーム領域の名前を入力します。置換フォーム領域とすべて置換フォーム領域の場合は、[タイトル] ボックスと [説明] ボックスも利用できます。

フォーム領域を配置したときに、名前、タイトル、説明が Outlook に表示される場所の詳細については、「Outlook フォーム領域の作成」を参照してください。
フォーム領域を表示するときの表示モードを 1 つ以上選択します。

作成モード (アイテム作成用) と開封モード (アイテム表示用) のインスペクターでは、フォーム領域のすべての種類が表示されます。閲覧ウィンドウでは、隣接、置換、すべて置換のフォーム領域を表示できます。
[次へ] をクリックします。
[このフォーム領域を表示するメッセージクラスを識別します] ページで、標準的な Outlook メッセージクラスを選択するか、1 つ以上のカスタムメッセージクラスの名前を入力します。次に、[完了] をクリックします。詳細については、「フォーム領域の Outlook メッセージクラスへの関連付け」を参照してください。