XML スキーマ コレクションを使用するデータベースのチーム開発の開始
すべての XML スキーマ コレクションをデータベース コードでインラインで定義していると、これらのコレクションの操作が難しくなる場合があります。 代わりに、使用する XML スキーマ コレクションの定義を含む XML スキーマ定義 (XSD: XML Schema Definition) ファイルへの参照を、データベース プロジェクトに追加します。 これにより、テーブルの定義でそのコレクションを使用できるようになります。 詳細については、Microsoft Web サイトの「SQL Server での XML の実装」のこのトピックを参照してください。
データベース オブジェクトと設定のインポート
データベースのオブジェクトと設定をインポートする場合は、XML スキーマ コレクション オブジェクトで XML スキーマ コレクションがインラインで定義されています。 そのオブジェクトは、スキーマ ビューの [プログラミング] カテゴリに表示されます。 代わりに XSD ファイルへの参照を追加するには、そのオブジェクトの定義を削除してから、データベース プロジェクトに参照を追加する必要があります。 XSD ファイルをバージョン コントロールに追加してから、ファイルをデータベース プロジェクトに追加することを検討してください。
一般的なタスク
次の表に、このシナリオをサポートする一般的なタスクの説明と、それらのタスクを正常に完了する方法の詳細へのリンクを示します。
一般的なタスク |
関連する参照先 |
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データベース プロジェクトの詳細を理解する: データベース プロジェクトを使用してスキーマの変更を管理する方法の基本的な概念を習得できます。 |
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実習を行う: 機能紹介のチュートリアルを実施することで、XSD ファイルを参照するデータベース プロジェクトの作成方法および変更の配置方法を理解することができます。 |
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既存のデータベース スキーマをバージョン コントロールする: データベース プロジェクト ウィザードを使用すると、プロジェクトの作成、プロジェクトの設定の構成、およびスキーマのインポートを実行できます。 後でスキーマをインポートする場合や、スキーマのインポート元のデータベースにアクセスするためのアクセス許可がない場合は、空のプロジェクトを作成することもできます。 スキーマをインポートした後は、プロジェクトをバージョン コントロールに追加し、XML スキーマ コレクションの定義を含む XSD ファイルへの参照を追加できるようになります。 |
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