方法: SQL を使用してロード テストの結果リポジトリを作成する
更新 : 2010 年 8 月
このトピックの内容は、次の製品に該当します。
Visual Studio Ultimate |
Visual Studio Premium |
Visual Studio Professional |
Visual Studio Express |
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ロード テストの結果は、SQL データベースに格納されます。 この SQL データベースは、ロード テストの結果ストアと呼ばれます。 通常、SQL Express を使用してローカルに配置することも、SQL の任意のバージョンを使用してリモートに配置することもできます。 データベース スキーマを作成した後で、ロード テストの結果をデータベースに保存できます。
1 つのオプションは、SQL Express を実行しているローカル サーバーにデータベース テーブルを作成することです。 ローカルのロード テストの結果ストアに対して、スクリプトを 1 回実行するだけで、すべてのロード テストのグローバル設定が行われます。
コントローラーの場合、セットアップによって、SQL Express の既定のローカル インスタンスとロード テストの結果ストアが作成され、コントローラーによって使用されるように構成されます。 リモート コンピューターを使用しないセットアップでは、データベースはロード テストの最初の実行時に作成されます。 より強力な SQL Server でデータベースを使用する場合は、個別の異なる結果ストアを構成する必要があります。 他のユーザーがマイニングしたデータは、後からマイニングできます。 詳細については、「テスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用した複数のテスト コンピューターへのロード テストの分散」を参照してください。
SQL を実行するコンピューターをセットアップするには
Visual Studio 2005 コマンド プロンプトを開きます。 次のテキストを入力します。
32 ビット バージョンの Visual Studio 2010 Ultimate では、「cd n:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10\Common7\IDE」と入力します。
または
64 ビット バージョンの Visual Studio 2010 Ultimate では、「cd n:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE」と入力します。
そのフォルダーで、次のテキストを入力します。
SQL Express: SQLCMD /S localhost\sqlexpress /i loadtestresultsrepository.sql
SQL: 必要に応じて、既存の SQL サーバーにデータベースをインストールすることもできます。 たとえば、ContosoServer1 という名前の SQL サーバーがある場合、次のコマンドを使用します。
SQLCMD /S ContosoServer1 -i loadtestresultsrepository.sql
ヒント
パラメーターでは、大文字と小文字が区別されます。 S は大文字、i は小文字で入力してください。
ContosoServer1 に接続するために、ユーザー名とパスワードを指定しなければならない場合があります。 その場合は、次のコマンドを使用します。
SQLCMD /S ContosoServer1 -U <ユーザー名> -P <パスワード> -i loadtestresultsrepository.sql
ヒント
パラメーターでは、大文字と小文字が区別されます。 S、U、および P は大文字、i は小文字で入力してください。
[テスト] メニューの [テスト コントローラーの管理] をクリックします。 [テスト コントローラーの管理] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ロード テストの結果ストア] の参照ボタン ([...]) をクリックして、[接続のプロパティ] ダイアログ ボックスを表示します。
注意
コントローラーの接続文字列を変更する場合は、コントローラーを選択する必要があります。
[サーバー名] に、「localhost\sqlexpress」と入力するか、手順 2. で使用した ContosoServer1 などのサーバー名を入力します。
[サーバーにログオンする] で、[Windows 認証を使用] を選択します。
[データベースへの接続] で、[データベースの選択または入力] をクリックします。 ドロップダウン リスト ボックスの [LoadTest] をクリックします。
[OK] をクリックします。
[テスト コントローラーの管理] ダイアログ ボックスの [閉じる] をクリックします。
参照
処理手順
方法: テスト設定で指定されたテスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用してロード テストを実行する
その他の技術情報
ロード テストの結果リポジトリ内のロード テストの結果の管理
テスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用した複数のテスト コンピューターへのロード テストの分散
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
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2010 年 8 月 |
64 ビット バージョンの Visual Studio 2010 Ultimate のパスが追加されました。 |
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2010 年 12 月 |
SQL Express および SQL のコマンド ラインが明記されました。 |
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