ロード テストの結果リポジトリ内のロード テストの結果の管理
ロード テストを実行すると、ロード テストの実行中に収集されたすべての情報は、ロード テストの結果リポジトリと呼ばれる SQL データベースに保存されます。 ロード テストの結果リポジトリには、パフォーマンス カウンター データおよび記録されたエラーに関するすべての情報が含まれます。 結果リポジトリ データベースは、コントローラーのセットアップによって作成されるか、ロード テストを最初にローカルで実行したときに自動的に作成されます。 ローカルで実行する場合、ロード テスト スキーマが存在しなければ、データベースは自動的に作成されます。
コントローラーの結果リポジトリの接続文字列を変更して別のサーバーを使用する場合は、新しいサーバーでスキーマを作成するために、loadtestresultsrepository.sql スクリプトを実行する必要があります。 ロード テストの結果リポジトリを設定する方法については、「方法: SQL を使用してロード テストの結果リポジトリを作成する」を参照してください。
Visual Studio Ultimate には、テクノロジに基づいて一般的なパフォーマンス カウンターを収集する名前付きカウンター セットも用意されています。 これらのセットは、IIS サーバー、ASP.NET サーバー、または SQL サーバーを分析する場合に役立ちます。 カウンター セットで収集されたすべてのデータは、ロード テストの結果リポジトリに保存されます。
重要
カウンター セットとパフォーマンス カウンター データは別のものです。 カウンター セットはメタデータです。 IIS サーバーや SQL サーバーなど、特定の役割を持つコンピューターから収集する必要があるパフォーマンス カウンターのグループを定義します。 カウンター セットは、ロード テスト定義の一部です。 パフォーマンス カウンター データは、カウンター セット、特定のコンピューターへのカウンター セットの割り当て、およびサンプル率に基づいて収集されます。
ロード テストの結果ストアに関する考慮事項
Visual Studio 2010 Ultimate をインストールすると、ロード テストの結果ストアは、コンピューターにインストールされている SQL Express のインスタンスを使用するように設定されます。 SQL Express は最大 4 GB のディスク容量しか使用できません。 長期にわたって多数のロード テストを実行する場合は、ロード テストの結果ストアが完全な SQL Server 製品 (使用可能な場合) のインスタンスを使用するように構成することを検討してください。
ロード テスト アナライザー タスク
タスク |
関連するトピック |
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ロード テストの結果リポジトリの設定: SQL データベースに、ロード テストの結果リポジトリを設定できます。
メモ
ロード テスト リポジトリはテスト コントローラーをインストールするときに作成することもできます。詳細については、「Visual Studio Agents、テスト コントローラー、およびビルド コントローラーのインストールと構成」を参照してください。
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結果リポジトリの選択と表示: 特定の結果リポジトリを選択できます。 結果ストアはローカルの結果ストアに限定されていません。 多くの場合、ロード テストは複数のリモート エージェント コンピューターで実行されます。 エージェントまたはローカル コンピューターからのテスト結果は、ロード テストの結果ストアを作成した SQL サーバーのいずれかに保存できます。 いずれの場合も、[テスト コントローラーの管理] ウィンドウを使用して、ロード テストの結果を保存する場所を指定する必要があります。 |
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リポジトリからロード テストの結果を削除: [ロード テストの結果を開いて管理] ダイアログ ボックスを使用して、ロード テスト エディターからロード テストの結果を削除できます。 |
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リポジトリへの結果のインポートおよびリポジトリからの結果のエクスポート: ロード テスト エディターで、ロード テストの結果をリポジトリにインポートしたり、リポジトリからエクスポートしたりできます。 |
関連するタスク
ロード テスト アナライザーを使用したロード テスト結果の分析
実行中のロード テストと完了したロード テストの結果はロード テスト アナライザーを使用して表示できます。