log、logf、log10、log10f

対数を計算します。

double log(
   double x 
);
float log(
   float x
);  // C++ only
long double log(
   long double x
);  // C++ only
float logf(
   float x 
);
double log10(
   double x
);
float log10(
   float x
);  // C++ only
long double log10(
   long double x
);  // C++ only
float log10f (
   float x
);

パラメーター

  • x
    対数計算の対象となる値。

戻り値

正常終了した場合、log 関数は x の対数 (e を底とする) を返します。 log10 関数は、10 を底とする対数を返します。 x が負の場合、戻り値は既定で不定です。 x が 0 の場合は、INF (無限大) を返します。

入力

SEH 例外

Matherr 例外

± QNAN、IND

[none]

_DOMAIN

± 0

ZERODIVIDE

_SING

x < 0

INVALID

_DOMAIN

loglog10 には、SSE2 (Streaming SIMD Extensions 2) を利用する実装が用意されています。 SSE2 実装の使用に関する情報と制限については、「_set_SSE2_enable」を参照してください。

解説

C++ ではオーバーロードが可能であるため、loglog10 のオーバーロードを呼び出すことができます。 C プログラムでは、loglog10 は常に倍精度浮動小数点数を受け取り、倍精度浮動小数点数を返します。

必要条件

ルーチン

必須ヘッダー

loglogflog10log10f

<math.h>

互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。

ライブラリ

C ランタイム ライブラリのすべてのバージョン。

使用例

// crt_log.c
/* This program uses log and log10
 * to calculate the natural logarithm and
 * the base-10 logarithm of 9,000.
 */

#include <math.h>
#include <stdio.h>

int main( void )
{
   double x = 9000.0;
   double y;

   y = log( x );
   printf( "log( %.2f ) = %f\n", x, y );
   y = log10( x );
   printf( "log10( %.2f ) = %f\n", x, y );
}

出力

log( 9000.00 ) = 9.104980
log10( 9000.00 ) = 3.954243

対数の他脚を生成するには、数学的な関係を使用します。基本 b のログ、自然のログ (a) = = ・天然 (b) のログします。

// logbase.cpp
#include <math.h>
#include <stdio.h>

double logbase(double a, double base)
{
   return log(a) / log(base);
}

int main()
{
   double x = 65536;
   double result;

   result = logbase(x, 2);
   printf("Log base 2 of %lf is %lf\n", x, result);
}

出力

Log base 2 of 65536.000000 is 16.000000

同等の .NET Framework 関数

参照

参照

浮動小数点サポート

exp、expf

_matherr

pow、powf

その他の技術情報

_CIlog

_CIlog10