方法 : Office プロジェクトのエラーを処理する
Visual Studio では、マネージ コードによるアンマネージ コードの操作方法が原因で、Microsoft Office アプリケーションからスローされたエラーは表示されません。 これらのエラーを表示するには、デバッガーが共通言語ランタイムの例外で中断されるように設定します。
注意
次の手順で参照している Visual Studio ユーザー インターフェイス要素の一部は、お使いのコンピューターでは名前や場所が異なる場合があります。 これらの要素は、使用する Visual Studio のエディションとその設定によって決まります。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
共通言語ランタイム例外で中断するには
[デバッグ] メニューの [例外] をクリックします。
[Common Language Runtime Exceptions] の隣にあるチェック ボックスをオンにします。
このオプションを選択すると、処理済みの例外や、プロジェクトに関係しない可能性もあるランタイム自体からのいくつかの初回例外も含め、すべての例外がデバッガーで中断します。 どのプロジェクトでも、不明な msosec を参照するエラーが表示されますが、これは無視してもかまいません。 このような msosec 例外はソリューションに影響しません。
メソッドの周囲で Try...Catch ステートメントを使用して、例外をキャッチすることもできます。 詳細については、「方法: Try...Catch ブロックを使用してコードを検査する (Visual Basic)」および「方法: try/catch を使用して例外を処理する (C# プログラミング ガイド)」を参照してください。
既定では、Visual Studio で Office プロジェクトの Just-In-Time デバッグ エラーも表示されませんが、発生したエラーを表示できるように、この機能を有効にすることができます。 詳細については、「Just-In-Time デバッグ」を参照してください。