Team Foundation Server のインストール
レポート作成機能とチーム ポータルを持つ単一のサーバーに Team Foundation Server をインストールする場合は、インストールが単純化されている標準構成を使用します。
標準構成では、最初に SQL Server およびレポート サーバーをインストールしないと、Team Foundation Server が SharePoint Foundation 2010 をインストールできません。今回のバージョンの Team Foundation Server から新たに、標準構成のウィザードと共に SharePoint 製品の既存のインストールを使用できます。これは、利用しやすい標準構成を選び、Team Foundation Server に付属されていないバージョンの SharePoint 製品を使用する場合に便利です。インストール オプションをさらに詳しく制御する場合は、詳細設定を使用します。「方法: 詳細構成を使用して Team Foundation Server をインストールする」を参照してください。
ヒント |
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SharePoint Foundation 2010 を Windows Server 2012 にインストールすることはできません。Windows Server 2012 で標準構成を使用するには、SharePoint Foundation 2010 のインストールを省略する必要があります。 |
Team Foundation Server を標準構成でインストールするには
オペレーティング システムとハードウェアが、Team Foundation Server の要件とそのすべての前提条件を満たしていることを確認します。今回のバージョンの Team Foundation Server から新たに、サーバー オペレーティング システムを使用する場合は、64 ビット サーバーを使用する必要があります。Team Foundation Server で使用するサービス アカウントを決定します。
詳細については、「Team Foundation Server のシステム要件」と「Team Foundation Server のインストールに必要なアカウント」を参照してください。
ヒント |
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標準構成では、Team Foundation Server をインストールするために必要なのは単一のユーザー アカウントのみです。 |
SQL Server 2008 R2 または SQL Server 2012 をインストールします。データベース エンジン、フルテキスト検索 (SQL Server 2012 の検索ではフルテキスト抽出およびセマンティック抽出と呼ばれます)、分析サービス、Reporting Services (SQL Server 2012 では Reporting Services – ネイティブと呼ばれます) などの SQL Server のすべての機能をインストールする必要があります。
SQL Server をインストールしたら、自動フェールオーバーのための分析サーバーを設定します。
詳細については、「Team Foundation Server 用の SQL Server の手動インストール」と「エラー発生時に回復するように Analysis Services を構成する」を参照してください。
製品のインストール DVD から Team Foundation Server のインストールを実行してから、標準構成ウィザードを使用してインストールを構成します。このウィザードで、SharePoint Foundation 2010 のインストール、構成、および Team Foundation Server との統合を行います。ここで、上記のヒントで説明したユーザー アカウントを使用します。
詳細については、「Team Foundation Server インストールの実行」と「標準構成を使用した Team Foundation Server の構成」を参照してください。
ヒント |
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これらの手順に変更が加えられていないかどうかを確認するには、最新版の『Installation Guide for Team Foundation (Team Foundation インストール ガイド)』をダウンロードしてください。 |