Jobs コマンド
Jobs コマンドを使用すると、特定のチーム プロジェクト コレクションの最新のジョブ アクティビティの詳細を示すログ ファイルを作成できます。ジョブは、コレクションの情報または構成を変更するために更新が要求されるときにいつでも実行されます。また、このコマンドを使用して、1 つまたはすべてのチーム プロジェクト コレクションに対してジョブを再試行することもできます。
ジョブを対話的に再試行するには、Team Foundation の管理コンソールを開き、コレクションの [状態] タブをクリックし、[ジョブの再試行] をクリックします。詳細については、「Team Foundation 管理コンソールを開く」を参照してください。
必要なアクセス許可
Jobs コマンドを使用するには、Team Foundation 管理者セキュリティ グループのメンバーである必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
[!メモ]
管理資格情報を使ってログオンしている場合でも、この機能を実行するには、昇格した特権でコマンド プロンプト ウィンドウを開く必要があります。
TFSConfig Jobs /retry [/CollectionName:CollectionName] [/CollectionID:ID]
TFSConfig Jobs /dumplog [/CollectionName:CollectionName] [/CollectionID:ID]
パラメーター
プレースホルダー |
説明 |
---|---|
CollectionName |
チーム プロジェクト コレクションの名前を指定します。コレクションの名前に空白が含まれている場合は、その名前を引用符で囲む必要があります ("My Collection" など)。すべてのコレクションを指定する場合は、アスタリスク (*) を使用できます。 |
ID |
チーム プロジェクト コレクションの ID 番号を指定します。 |
オプション |
説明 |
---|---|
/retry |
/dumplog を使用しない場合は、必ず指定します。指定したチーム プロジェクト コレクションに対して、最新のジョブが再試行されるように指定します。このオプションを使用する場合は、/CollectionName オプションまたは /CollectionID オプションも使用する必要があります。 |
/dumplog |
/retry を使用しない場合は、必ず指定します。コレクションの最新のジョブ アクティビティがログ ファイルに送信されるように指定します。このオプションを使用する場合は、/CollectionName オプションまたは /CollectionID オプションも使用する必要があります。 |
/CollectionName:CollectionName |
/CollectionID を使用しない場合は、必ず指定します。最新のジョブの再試行 (/retry) またはログ記録 (/dumplog) の対象となるコレクションの名前を指定します。すべてのコレクションを指定する場合は、アスタリスク (*) を使用できます。 |
/CollectionID:ID |
/CollectionName を使用しない場合は、必ず指定します。最新のジョブの再試行 (/retry) またはログ記録 (/dumplog) の対象となるコレクションの ID 番号を指定します。 |
使用例
Team Foundation Server の "Contoso Summer Intern Projects" チーム プロジェクト コレクションの最新のジョブ アクティビティを示すログ ファイルの作成方法を次の例に示します。
[!メモ]
これらの例は、例示のみを目的としており、架空のものです。実際のものとは一切関係ありません。
TFSConfig Jobs /dumplog /CollectionName:"Contoso Summer Intern Projects"
参照
処理手順
Move a Team Project Collection
Split a Team Project Collection