ODBC 接続マネージャー

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム

ODBC 接続マネージャーを使用すると、パッケージは Open Database Connectivity (ODBC) の仕様を使用して、さまざまなデータベース管理システムに接続できます。

ODBC 接続をパッケージに追加して接続マネージャーのプロパティを設定すると、SQL Server Integration Services によって接続マネージャーが作成され、パッケージの Connections コレクションに追加されます。 接続マネージャーは、実行時に物理 ODBC 接続として解決されます。

接続マネージャーの ConnectionManagerType プロパティは、 ODBCに設定されます。

ODBC 接続マネージャーは、次の方法で構成できます。

  • ユーザーまたはシステム データ ソースの名前を参照する、接続文字列を指定します。

  • 接続先のサーバーを指定します。

  • 接続を実行時に保持するかどうかを示します。

注意

Azure Data Factory、SQL 2019 以降の SSIS IR では、ODBC 3.0 以降のみがサポートされています。

ODBC 接続マネージャーの構成

プロパティを設定するには SSIS デザイナーから行うか、またはプログラムによって設定します。

SSIS デザイナーで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

プログラムによる接続マネージャーの構成については、「 ConnectionManager 」と「 プログラムによる接続の追加に設定されます。

ODBC 接続マネージャーの UI リファレンス

[ODBC の接続マネージャーの構成] ダイアログ ボックスを使用すると、接続を ODBC データ ソースに追加できます。

ODBC 接続マネージャーの詳細については、「 ODBC Connection Manager」を参照してください。

オプション

[データ接続]
既存の ODBC 接続マネージャーを一覧から選択します。

[データ接続のプロパティ]
選択されている ODBC 接続マネージャーのプロパティと値を表示します。

新規
[接続マネージャー] ダイアログ ボックスを使用して ODBC 接続マネージャーを作成します。 このダイアログ ボックスでは、必要に応じて新しい ODBC データ ソースを作成することもできます。

削除
接続を選択し、 [削除] ボタンを使用して削除します。

関連項目

Integration Services (SSIS) の接続