HEX (SSIS 式)

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime

整数の 16 進値を表す文字列を返します。

構文

  
HEX(integer_expression)  

引数

integer_expression
符号付き整数または符号なし整数です。

戻り値の型

DT_WSTR

解説

integer_expression が null の場合、HEX は null を返します。

integer_expression 引数は整数に評価される必要があります。 詳細については、「 Integration Services Data Types」を参照してください。

返される結果には、0x プレフィックスなどの修飾子は含まれません。 プレフィックスを含めるには、+ (連結) 演算子を使用します。 詳細については、「+ (連結) (SSIS 式)」を参照してください。

HEX 表記法で使用される A から F の文字は、大文字で表示されます。

整数データ型の結果の文字列の長さは、次のようになります。

  • DT_I1 および DT_UI1 データ型は、最大長 2 の文字列を返します。

  • DT_I2 および DT_UI2 データ型は、最大長 4 の文字列を返します。

  • DT_I4 および DT_UI4 データ型は、最大長 8 の文字列を返します。

  • DT_I8 および DT_UI8 データ型は、最大長 16 の文字列を返します。

式の例

この例では、数値リテラルを使用しています。 この関数は、値 190 を返します。

HEX(400)   

この例では、 ReorderPoint 列を使用します。 列のデータ型は smallintです。 ReorderPoint が 750 の場合、関数は 2EE を返します。

HEX(ReorderPoint)   

この例では、システム変数 LocaleIDを使用しています。 LocaleID が 1033 の場合、関数は 409 を返します。

HEX(@LocaleID)  

参照

関数 (SSIS 式)