バックアップの圧縮の構成 (SQL Server)
適用対象: SQL Server
インストール時には、既定でバックアップ圧縮が無効になっています。 backup compression default サーバー レベル構成オプションは、バックアップ圧縮の既定の動作を設定します。 ただし、単一バックアップの作成時や、一連の定期的バックアップのスケジュール設定時には、サーバー レベルの既定値をオーバーライドできます。 サーバー レベルの既定値を変更する方法については、「 backup compression default サーバー構成オプションの表示または構成」を参照してください。
統合アクセラレーションとオフロードを使用する
SQL Server 2022 (16.x) 以降では、統合アクセラレーションとオフロードを使用して、Intel® QuickAssist テクノロジを使用してバックアップを圧縮します。
backup compression default のオーバーライド
バックアップ、バックアップ ジョブ、またはログ配布構成ごとにバックアップ圧縮動作を変更できます。
Transact-SQL
バックアップの作成時に、サーバーの backup compression default をオーバーライドするには、BACKUP ステートメントで WITH NO_COMPRESSION または WITH COMPRESSION を使用します。
ログ配布構成の場合は、sp_add_log_shipping_primary_database sp_change_log_shipping_primary_database (Transact-SQL) を使用して、ログ バックアップのバックアップ圧縮動作を制御できます。
SQL Server Management Studio
SQL Server のインスタンスのバックアップ圧縮の既定オプションを表示または構成する方法については、「backup compression default サーバー構成オプションの表示または構成」を参照してください。
サーバーのバックアップ圧縮に対する既定の動作は、バックアップの作成時、次のダイアログ ボックスのいずれかで [バックアップを圧縮する] または [バックアップを圧縮しない] を指定してオーバーライドできます。
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データベースをバックアップすると、個別のデータベース、ファイル、またはログのバックアップについて、圧縮を制御できます。
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メンテナンス プラン ウィザードを使用すると、スケジュール設定対象の完全データベース バックアップ、差分データベース バックアップ、またはログ バックアップについて、圧縮を制御できます。
Integration Services (SSIS) の データベースのバックアップ タスク
単一データベースまたは複数データベースをバックアップするパッケージの作成時に、バックアップ圧縮動作を制御できます。
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ログのバックアップのバックアップ圧縮動作を制御できます。
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