sys.column_store_dictionaries (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server 2012 (11.x) 以降 Azure SQL Managed Instance

xVelocity メモリ最適化列ストア インデックスで使用される各ディクショナリの行を格納します。 ディクショナリは一部のデータ型をエンコードするために使用されますが、すべてのデータ型をエンコードするわけではありません。したがって、列ストア インデックス内のすべての列にディクショナリがあるわけではありません。 ディクショナリはプライマリ ディクショナリ (すべてのセグメント) として存在でき、場合によっては列のセグメントのサブセットに使用される他のセカンダリ ディクショナリに存在できます。

列名 データ型 説明
hobt_id bigint この列ストア インデックスを持つテーブルのヒープまたは B ツリー インデックス (HoBT) の ID。
column_id int 1 から始まる列ストア列の ID。 最初の列には ID = 1、2 番目の列には ID = 2 などがあります。
dictionary_id int 列セグメントに関連付けられているディクショナリには、グローバルとローカルの 2 種類があります。 dictionary_id 0 は、その列のすべての列セグメント (行グループごとに 1 つ) で共有されるグローバル ディクショナリを表します。
version int ディクショナリ形式のバージョン。
type int 辞書の種類:

1 - int 値を含むハッシュ ディクショナリ

2 - 使用しない

3 - 文字列値を含むハッシュ ディクショナリ

4 - float 値を含むハッシュ ディクショナリ

ディクショナリの詳細については、「 Columnstore インデックス ガイドを参照してください。
last_id int ディクショナリ内の最後のデータ ID。
entry_count bigint ディクショナリ内のエントリの数。
on_disk_size bigint ディクショナリのサイズ (バイト単位)。
partition_id bigint パーティション ID を示します。 データベース内で一意です。

アクセス許可

テーブルに対する VIEW DEFINITION 権限が必要です。 ユーザーにも SELECT アクセス許可がない限り、次の列は null を返します:last_id、entry_count、data_ptr。

カタログ ビューでのメタデータの可視性は、ユーザーが所有しているか、ユーザーに何らかのアクセス許可が付与されているセキュリティ保護可能なリソースに限定されます。 詳細については、「 Metadata Visibility Configuration」を参照してください。

参照

オブジェクト カタログ ビュー (Transact-SQL)
カタログ ビュー (Transact-SQL)
SQL Server システム カタログに対するクエリに関してよく寄せられる質問
sys.columns (Transact-SQL)
sys.all_columns (Transact-SQL)
sys.computed_columns (Transact-SQL)
列ストア インデックスの説明
列ストア インデックスの説明
sys.column_store_segments (Transact-SQL)