BlockMap

アプリ パッケージ ブロック マップのルート要素を定義します。 BlockMap 要素は、暗号化ハッシュの計算に使用されるアルゴリズムを指定し、パッケージに格納されている各ファイルに関連付けられている File 子要素のシーケンスを格納します。

要素の階層

<BlockMap>

構文

<BlockMap HashMethod = anyURI >

  <!-- Child elements -->
  File+

</BlockMap>

キー

+ 必須 (1 つ以上)

属性および要素

属性

属性 説明 データ型 必須 既定値
HashMethod

HashMethod 属性は、各データ ブロックの暗号化ハッシュを計算するために使用されます。

anyURI はい

 

子要素

子要素 説明
[最近使ったファイル]

パッケージに含まれるファイルを表します。

 

親要素

この最も外側の (ドキュメント) 要素は、他の要素には含めできません。

注釈

HashMethod 属性は、ブロック マップに記述されている各データ ブロックの暗号化ハッシュを計算する方法を指定します。 スキーマでは任意の Uniform Resource Identifier (URI) 値を指定することができますが、値はハッシュ アルゴリズムの World Wide Web コンソーシアム (W3C) によって定義される既知の URI である必要があります。 具体的には、現在、次のアルゴリズム識別子がサポートされています。

アルゴリズム 識別子
SHA2-256 http://www.w3.org/2001/04/xmlenc#sha256
SHA2-384 http://www.w3.org/2001/04/xmldsig-more#sha384
SHA2-512 http://www.w3.org/2001/04/xmlenc#sha512

 

アプリ パッケージまたはアプリ パッケージ Visual Studio (MakeAppx.exe)http://www.w3.org/2001/04/xmlenc#sha256 ユーティリティによって作成されたアプリ パッケージでは、既定でハッシュ アルゴリズムが使用されます。

メモ パッケージに署名する場合、 BlockMapHashMethod 属性も、SignTool に指定されたファイル ダイジェスト ハッシュ アルゴリズム ("/fd" パラメーター) と一致する必要があります。 詳細については、「 SignTool を使用してパッケージに署名するには」を参照してください

 

要件

Namespace http://schemas.microsoft.com/appx/2010/blockmap