Commands 要素

VSPackage ツール バー上のコマンドのコレクションを表します。 コレクションには、メニュー、グループ、ボタン、コンボ ボックス、ビットマップの 5 つのサブセクションを含めることができます。

たとえば、各サブセクションの子要素 <Menu> は、GUID と数値識別子のペアである一意のコマンド ID によって識別されます。 GUID は "コマンド セット" を識別し、論理的に関連するコマンドをグループ化するために使用されます。 VSPackage は、他の VSPackage で定義されているコマンド ID との競合を避けるために、独自のコマンド セットを定義する必要があります。

構文

<Commands package="GuidMyPackage" >
  <Menus>... </Menus>
  <Groups>... </Groups>
  <Buttons>... </Buttons>
  <Combos>... </Combos>
  <Bitmaps>... </Bitmaps>
</Commands>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
パッケージ コマンドを提供する VSPackage を識別する GUID。

たとえば、package= "guidVsPackage1Pkg" です。

子要素

要素 説明
Menus 要素 VSPackage で実装するすべてのメニューを定義します。
Groups 要素 VSPackage のコマンド グループを定義するエントリが含まれます。
Buttons 要素 Button 要素をグループ化します。
Bitmaps 要素 ビットマップ要素をグループ化します。
Combos 要素 コンボ ボックス要素をグループ化します。

親要素

要素 説明
CommandTable 要素 VSPackage が IDE に提供するコマンドを表すすべての要素を定義します。 定義できる要素は、メニュー項目、メニュー、ツール バー、およびコンボ ボックスです。

次の例は、Commands 要素を使用する方法を示します。

<Commands package="guidMyPackage">
    <Menus>
      <Menu Condition="'%(DEBUG)' != 'true'"
        guid="cmdSetGuidMyProductCommands" id="menuIDMainMenu"
        priority="0x0000" type="Menu">
        <Annotation>
          <Documentation>this is an annotation</Documentation>
          <AppInfo>
            <CustomData>
              <CustomSubElement>Some data</CustomSubElement>
            </CustomData>
          </AppInfo>
        </Annotation>
        <CommandFlag>AlwaysCreate</CommandFlag>
        <Strings>
          <ButtonText>MainMenu</ButtonText>
        </Strings>
      </Menu>
  </Menus>
<Commands>

関連項目