手順 6: Git の操作

前の手順: パッケージのインストールと Python 環境の管理

Git ソース管理を追加する

これでアプリを作成できたので、それを Git リポジトリに追加したいと思うかもしれません。 Visual Studio では、IDE から直接使用できる Git ツールで、その作業を簡単に行うことができます。

ヒント

Git は最も広く使用されている最新のバージョン コントロール システムであるため、プロフェッショナルな開発者にも、コードの作成を学習している方にも、Git は非常に便利です。 Git を初めてお使いになる場合は、https://git-scm.com/ の Web サイトから開始することをお勧めします。 そこには、チート シート、人気のオンライン ブック、Git の基本についてのビデオがあります。

コードを Git に関連付けるには、まず、コードを配置する新しい Git リポジトリを作成します。

  1. Visual Studio の右下隅にあるステータス バーで、 [ソース管理に追加] を選択し、 [Git] を選択します。

    Screenshot of the Git source control buttons below the Solution Explorer pane, with the Add to Source Control button highlighted.

  2. [Git リポジトリの作成] ダイアログ ボックスで、GitHub にサインインします。

    Screenshot of the Create a Git Repository dialog window where you can sign in to GitHub.

    リポジトリ名は、フォルダーの場所に基づいて自動的に設定されます。 既定では、新しいリポジトリはプライベートになります。つまり、アクセスできるのは自分だけです。

    ヒント

    リポジトリがパブリックかプライベートかに関係なく、コードのバックアップをリモートの GitHub に安全に保存しておくことをお勧めします。 チームで作業していない場合でも、リモート リポジトリを使用すると、コードをご自分のすべてのコンピューターから利用できるようになります。

  3. [作成とプッシュ] を選択します。

    リポジトリを作成すると、ステータス バーに状態の詳細が表示されます。

    Screenshot of the repo status bar that's below the Solution Explorer pane in Visual Studio.

    矢印の付いた最初のアイコンには、現在のブランチにある出力/入力方向のコミットの数が表示されます。 このアイコンを使用して、入力方向のコミットをプルしたり、出力方向のコミットをプッシュしたりすることができます。 また、これらのコミットを最初に表示することもできます。 これを行うには、アイコンを選択し、 [View Outgoing/Incoming](出力/入力の表示) を選択します。

    鉛筆の 2 番目のアイコンは、コードに対する確定されていない変更の数を示しています。 このアイコンを選択すると、 [Git 変更] ウィンドウにこれらの変更が表示されます。

ご自分のアプリで Git を使用する方法の詳細については、「Visual Studio のバージョン コントロールに関するドキュメント」を参照してください。

チュートリアルのレビュー

これで、Visual Studio での Python のチュートリアルは完了です。 このチュートリアルでは、次を学習しました。

  • プロジェクトの作成と、プロジェクトのコンテンツの参照。
  • コード エディターの使用と、プロジェクトの実行。
  • 対話型のウィンドウを使用した新しいコードの開発と、そのコードのエディターへの簡単なコピー。
  • 完成したプログラムの Visual Studio デバッガーでの実行。
  • パッケージのインストールと、Python 環境の管理。
  • Git リポジトリでのコードの操作。

この後は、概念と使い方に関するガイドをご確認ください。以下のような記事があります。