WillWipeDisk
WillWipeDisk
は、ディスクに構成を追加する前に、ハードディスク上のすべてのパーティションとデータを消去するかどうかを指定します。
WillWipeDisk
は、次の条件に当てはまる場合、Windows プレインストール環境 (Windows PE) でブロックされます。
Windows セットアップ バイナリが、問題のディスクから実行されている場合。
現在実行中のオペレーティング システムは、問題のディスクから起動されます。 現在実行中のオペレーティング システムが RAM ドライブから起動されている場合、
WillWipeDisk
は影響を受けません。問題のディスクにアクティブなページ ファイルがあります。
値
true |
ディスク消去する指定をします。 |
false |
ディスク消去しない指定をします。 |
有効な構成パス
windowsPE
[親階層]
microsoft-windows-setup- | DiskConfiguration | Disk | WillWipeDisk
適用対象
このコンポーネントでサポートされる Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、「microsoft-windows-setup-」を参照してください。
XML の例
次の DiskConfiguration
設定の XML 出力は、ハードディスク上のすべてのパーティションとデータを消去してから、2つの新しいパーティションを作成する方法を示しています。
<DiskConfiguration>
<Disk wcm:action="add">
<DiskID>0</DiskID>
<WillWipeDisk>true</WillWipeDisk>
<CreatePartitions>
<!-- System partition -->
<CreatePartition wcm:action="add">
<Order>1</Order>
<Type>Primary</Type>
<Size>300</Size>
</CreatePartition>
<!-- Windows partition -->
<CreatePartition wcm:action="add">
<Order>2</Order>
<Type>Primary</Type>
<Extend>true</Extend>
</CreatePartition>
</CreatePartitions>
<ModifyPartitions>
<!-- System partition -->
<ModifyPartition wcm:action="add">
<Order>1</Order>
<PartitionID>1</PartitionID>
<Label>System</Label>
<Format>NTFS</Format>
<Active>true</Active>
</ModifyPartition>
<!-- Windows partition -->
<ModifyPartition wcm:action="add">
<Order>2</Order>
<PartitionID>2</PartitionID>
<Label>Windows</Label>
<Letter>C</Letter>
<Format>NTFS</Format>
</ModifyPartition>
</ModifyPartitions>
</Disk>
<WillShowUI>OnError</WillShowUI>
</DiskConfiguration>
<ImageInstall>
<OSImage>
<InstallTo>
<DiskID>0</DiskID>
<PartitionID>2</PartitionID>
</InstallTo>
</OSImage>
</ImageInstall>
XML の完全な例と推奨されるパーティション構成については、UEFI または GPT ベースのハード ディスク パーティションを構成する方法または BIOS または MBR ベースのハード ディスク パーティションを構成する方法に関する記事を参照してください。