KSPROPERTY_SOUNDDETECTOR_PATTERNS
KSPROPERTY_SOUNDDETECTOR_PATTERNS プロパティは、検出するキーワードを構成するためにオペレーティング システムによって設定されます。
OS は、キーワード パターンを設定するか、空の値に設定できます。
OS がこのプロパティを設定すると、ドライバーは、以前に作動していた場合に自動的に検出機能を解除します。
リソース不足が原因で、ドライバーが「set」要求を満たせない場合、ドライバーは、STATUS_INSUFFICIENT_RESOURCES を使用した要求に失敗します。
使用状況の概要テーブル - KSPROPSETID_SoundDetector
この使用表は、KSPROPERTY_SOUNDDETECTOR_ARMED が KSPROPSETID_SoundDetector で呼び出された際の概要です。
Yammer の入手 | 設定 | 移行先 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
いいえ |
はい |
Assert |
使用状況の概要テーブル - KSPROPSETID_SoundDetector2
この使用表は、KSPROPERTY_SOUNDDETECTOR_ARMED が KSPROPSETID_SoundDetector2 で呼び出された際の概要です。
Yammer の入手 | 設定 | 移行先 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
いいえ |
はい |
Assert |
戻り値
プロパティ値は、KSMULTIPLE_ITEM 構造体の後に、64 ビットアライン検出パターンのシーケンスが続きます。 各パターンは、SOUNDDETECTOR_PATTERNHEADER で始まり、その後にパターン ペイロードが続きます。
解説
ドライバーは、次の場合まで「set」要求を完了することはできません。
- 検出機能が解除され、後続の KSPROPERTY_SOUNDDETECTOR_ARMED で「get」要求が False を返す場合。
- KSPROPERTY_SOUNDDETECTOR_MATCHRESULT で後続の「get」要求がデータを返さない場合。
- 新しいキーワード パターンが確立され、キーワード 検出器が新しいパターンで動作している場合。
ドライバーは、上記の条件が満たされるまで、要求を保留中のままにすることがあります。 また、デバイスで測定可能な初期化時間が必要な場合、ドライバーは、デバイスの準備が整い、要求を処理できるようになるまで、この要求を保留にしておく可能性があります。
OS では、検出されたキーワードとキーワード パターンの更新間の競合状態を回避するために、この動作が必要です (たとえば、キーワードが検出され、キーワードが更新される前に KSEVENT_SOUNDDETECTOR が生成された場合など)。
OS は、この要求が完了するまで少なくとも 2 秒待機します。
要件
サポートされている最小のクライアント |
Windows 10 |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2016 |
ヘッダー |
Ksmedia.h |
関連項目
KSPROPERTY_SOUNDDETECTOR_ARMED