PFND3DDDI_GETQUERYDATA コールバック関数 (d3dumddi.h)
GetQueryData 関数は、クエリに関する情報を取得します。
構文
PFND3DDDI_GETQUERYDATA Pfnd3dddiGetquerydata;
HRESULT Pfnd3dddiGetquerydata(
HANDLE hDevice,
const D3DDDIARG_GETQUERYDATA *unnamedParam2
)
{...}
パラメーター
hDevice
ディスプレイ デバイスへのハンドル (グラフィックス コンテキスト)。
unnamedParam2
pData [in, out]
ドライバーから取得されたクエリに関する情報を含む D3DDDIARG_GETQUERYDATA構造体への ポインター。
戻り値
GetQueryData は、次のいずれかの値を返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
S_OK | クエリ操作が完了し、クエリ結果を使用できます。 |
S_FALSE | GetQueryData が正常に返されました。 ただし、クエリ操作は完了していないため、クエリ結果は使用できません。 |
E_OUTOFMEMORY | GetQueryData は、完了するために必要なメモリを割り当てませんでした。 |
注釈
Microsoft Direct3D ランタイムは、ユーザー モード ディスプレイ ドライバーの IssueQuery 関数を呼び出した後、 いつでも GetQueryDataを 呼び出すことができます。 ユーザー モードのディスプレイ ドライバーは、現在のフェンス値を、ドライバーのプライベート クエリ構造に格納されている値に対してチェックして、クエリの問題が完了したかどうかを判断する必要があります。
クエリが完了した場合、ドライバーは S_OKを返す必要があります。それ以外の場合、ドライバーはS_FALSEを返す必要があります。
ドライバーが ランタイム処理された複数プロセッサの最適化 をサポートし、0x0000000B以上の DDI バージョンを公開している場合、ランタイムは再入可能な方法で GetQueryData を 呼び出します。 ドライバーは、ドライバーの OpenAdapter 関数の呼び出しで、D3D10DDIARG_OPENADAPTER構造体の DriverVersion メンバーの DDI バージョン値を返します。 ランタイムが GetQueryData を 再入可能な方法で呼び出すと、あるスレッドが GetQueryData 内で実行され、同じディスプレイ デバイスを参照する別のスレッドが別のユーザー モードディスプレイ ドライバー関数内で実行されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | d3dumddi.h (D3dumddi.h を含む) |