WdfRegistryRemoveValue 関数 (wdfregistry.h)

[KMDF と UMDF に適用]

WdfRegistryRemoveValue メソッドは、指定したレジストリ キーから、指定した値とそのデータを削除します。

構文

NTSTATUS WdfRegistryRemoveValue(
  [in] WDFKEY           Key,
  [in] PCUNICODE_STRING ValueName
);

パラメーター

[in] Key

開かれたレジストリ キーを表すレジストリ キー オブジェクトへのハンドル。

[in] ValueName

値名を含む UNICODE_STRING 構造体へのポインター。

戻り値

操作が成功した場合、WdfRegistryRemoveValue はSTATUS_SUCCESSを返します。 それ以外の場合、メソッドは次のいずれかの値を返す可能性があります。

リターン コード 説明
STATUS_INVALID_DEVICE_REQUEST

WdfRegistryRemoveValue は IRQL = PASSIVE_LEVELで呼び出されませんでした。

STATUS_INVALID_PARAMETER
無効なパラメーターが指定されました。
STATUS_ACCESS_DENIED
ドライバーが、KEY_SET_VALUE アクセス権を持つレジストリ キーを開けませんでした。
 

このメソッドは、他の NTSTATUS 値を返す場合もあります。

ドライバーが無効なオブジェクト ハンドルを提供すると、バグ チェックが発生します。

注釈

レジストリ キー オブジェクトの詳細については、「 Framework-Based ドライバーでのレジストリの使用」を参照してください。

次のコード例では、指定したレジストリ キーから MyValue 値とそのデータを削除します。

DECLARE_CONST_UNICODE_STRING(valueName, L"MyValue");

status = WdfRegistryRemoveValue(
                                Key,
                                &valueName
                                );

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
最小 KMDF バージョン 1.0
最小 UMDF バージョン 2.0
Header wdfregistry.h (Wdf.h を含む)
Library Wdf01000.sys (KMDF);WUDFx02000.dll (UMDF)
IRQL PASSIVE_LEVEL
DDI コンプライアンス規則 DriverCreate(kmdf), KmdfIrql(kmdf), KmdfIrql2(kmdf), KmdfIrqlExplicit(kmdf)

こちらもご覧ください

UNICODE_STRING