!for_each_local
!for_each_local 拡張機能は、現在のフレーム内のローカル変数ごとにデバッガー コマンドを 1 回実行します。
!for_each_local ["CommandString"]
!for_each_local -?
パラメーター
CommandString
現在のスタック フレーム内のローカル変数ごとに 1 回実行するデバッガー コマンドを指定します。 CommandString に複数のコマンドが含まれる場合は、コマンドをセミコロンで区切って、CommandString を引用符で囲む必要があります。 複数のコマンドを含める場合、CommandString 内の個々のコマンドに引用符を含めることはできません。
CommandString 内、または CommandString 内のコマンドが実行するスクリプト内で、@#Local エイリアスを使用できます。 このエイリアスはローカル変数の名前に置き換えられます。 この置換は、CommandString が実行される前、および他の解析が行われる前に行われます。 このエイリアスでは大文字と小文字が区別され、エイリアスを括弧で囲む場合でも、その前と後にスペースを追加する必要があります。 C++ 式構文を使用する場合は、このエイリアスを @@( @#Local ) として参照する必要があります。
このエイリアスは、!for_each_local への呼び出しの有効期間中のみ使用できます。 このエイリアスを、疑似レジスタ、固定名のエイリアス、またはユーザー名付きのエイリアスと混同しないでください。
-?
この拡張機能のヘルプ テキストをデバッガー コマンド ウィンドウに表示します
DLL
Ext.dll
追加情報
ローカル変数の表示および変更方法、およびその他のメモリ関連コマンドの説明については、「メモリの読み取りと書き込み」を参照してください。
解説
引数を指定しない場合、!for_each_local 拡張子はローカル変数をリストします。 ローカル変数の詳細については、dv (ローカル変数の表示) コマンドを使用してください。
詳細デバッガ出力を有効にすると、拡張機能が呼び出されたときのローカル変数の合計数が表示され、ローカル変数に対して CommandString が実行されるたびに、その変数と CommandString のテキストがエコーされます。