例 6: 特殊セッションのトレース
Tracefmt を使用して、NT カーネル ロガー、WMI イベント ロガー、およびグローバル ロガー予約トレース セッションからのトレース メッセージを書式設定できます。
次のコマンドは、NT カーネル ロガーのリアルタイム トレース セッションからのトレース メッセージの書式設定と表示を行います。 (NT カーネル ロガー トレース セッションの開始については、 TraceView または Tracelogを参照してください。)
tracefmt -rt -tmf system.tmf -display
このコマンドでは、 -rt パラメーターを使用する場合でも、トレース セッションの名前は含まれません。 "NT カーネル ロガー" が既定値であるため、この場合は必須ではありません。
ただし、Tracefmt を system.tmf ファイルに転送するには、 -tmf パラメーターが必要です。 既定では、Tracefmt は default.tmf を使用します。これには NT カーネル ロガー トレース メッセージの書式設定命令は含まれません。 -p パラメーターは、TMF ファイル名が 37753236-c81f-505e-d40a-128d3bb2b5ff.tmf などのメッセージ GUID である場合にのみ、TMF ファイルを検索します。
このコマンドでは、ログ ファイルへの 書き込みに加えて、コマンド プロンプト ウィンドウにトレース メッセージを表示する -display パラメーターも使用します。 この場合、 -o パラメーターが省略されているため、メッセージはローカル ディレクトリの既定のログ ファイル (FmtFile.txt) に書き込まれます。