テキスト ログ セクションの書式
テキストログ セクション には、セクションを開くセクションヘッダー、セクション操作に適用される一連のログエントリを含むセクション本文、セクションを閉じるセクションフッターが含まれます。 セクションエントリは、セクションに書き込まれるのと同じ順序でセクションに表示されます。
テキストログ セクションの次の例は、一般的なセクションの一般的な形式を示しており、斜体フォントスタイルのフィールドはセクション固有のテキストのプレースホルダーであり、太字のフォントスタイルの残りのテキストは SetupAPI によって提供される汎用テキストです。 最初の2つのログエントリはセクションヘッダーで構成され、最後の2つのログエントリはセクションフッターで構成されます。
>>> [section_title - instance_identifier]
>>> time_stamp Section start
section body log entry
section body log entry
section body log entry
<<< [time_stamp: Section end]
<<< [Exit Status(status_value)]
ログに記録されるセクション本文のエントリは、ログに設定されているイベントレベルと、ログに対して有効化されているカテゴリレベルによって異なります。 これらの設定の詳細については、SetupAPIログ記録レジストリ設定 を参照してください。
PCI デバイスのインストールに関連するエントリをログに記録するために プラグ アンド プレイ (PnP) マネージャーが作成したテキストログ セクションの一般的な例を次に示します。 セクション ヘッダーで、section_title フィールドは「Device Install」で、instance_identifier フィールドはデバイス インスタンス識別子「PCI\VEN_104C&DEV_8019&SUBSYS_8010104C&REV_00\3&61aaa01&0&38」で、time_stamp フィールドは「2005/02/13 22:06:28.109:.」です。セクションフッターでは、status_value フィールドは「0x00000000」で、time_stamp フィールドは「2005/02/13 22:06:20.000:.」です。この例には、最初の3つのセクション本文のログエントリのみが含まれています。 この例のイベントレベルは TXTLOG_DETAILS に設定され、この例ではすべてのカテゴリレベルが有効になりました。
>>> [Device Install - PCI\VEN_104C&DEV_8019&SUBSYS_8010104C&REV_00\3&61aaa01&0&38]
>>> 2005/02/13 22:06:20.000: Section start
ndv: Retrieving device info...
ndv: Setting device parameters...
ndv: Building driver list...
...
... additional section body log entries, which are not shown
...
<<< [2005/02/13 22:06:28.109: Section end]
<<< [Exit Status(0x00000000)]
テキストログ セクションの内容と形式の詳細については、テキスト ログ セクション ヘッダーの形式、テキスト ログ セクション本文の形式、および テキスト ログ セクション フッターの形式 を参照してください。