Hyper-V 拡張可能スイッチ OID 要求

Hyper-V 拡張可能スイッチ インターフェイスには、次の方法で使用されるオブジェクト識別子 (OID) 要求が含まれています。

  • 拡張可能スイッチ拡張機能によって発行され、拡張可能スイッチの現在の構成を照会する OID 要求。 たとえば、フィルター ドライバー (Hyper-V 拡張可能スイッチ拡張機能とも呼ばれます) は、配列を取得する OID_SWITCH_NIC_ARRAY の OID クエリ要求を発行できます。 配列内の各要素は、拡張可能スイッチ ポートに関連付けられているネットワーク アダプターの構成パラメーターを指定します。

    詳細については、「Hyper-V拡張可能スイッチ構成のクエリ」を参照してください。

  • 拡張可能スイッチ構成の変更について基になる拡張機能に通知するために、拡張可能スイッチ インターフェイスによって発行される OID 要求。 たとえば、拡張可能スイッチのプロトコル エッジは、拡張可能スイッチ ポートの作成について拡張可能スイッチ拡張機能に通知する OID_SWITCH_PORT_CREATE の OID セット要求を発行します。

    詳細については、「Hyper-V 拡張可能スイッチの構成変更に関する OID 要求の受信」を参照してください。

  • 拡張可能スイッチ インターフェイスによって拡張スイッチ制御パス経由で拡張機能に転送される Hyper-V 子パーティションからの OID 要求。 これにより、拡張機能は、パーティションで使用されるネットワーク インターフェイスに関する構成情報を取得できます。

    たとえば、拡張インターフェイスの拡張可能スイッチのプロトコル エッジは、子パーティションから拡張可能スイッチ制御パスの下に OID_802_3_ADD_MULTICAST_ADDRESS の OID セット要求を転送します。 これにより、拡張機能は、そのパーティション内のネットワーク インターフェイスによって使用されるマルチキャスト アドレス構成を取得できます。

    詳細については、「Hyper-V 子パーティションからの OID 要求の転送」を参照してください。

拡張機能と NDIS フィルター ドライバーが OID 要求を処理する方法の詳細については、「フィルター モジュール OID 要求」を参照してください。