関連付け後の操作の概要
ワイヤレス LAN (WLAN) アダプターがアクセス ポイント (AP) との関連付け操作を正常に完了すると、オペレーティング システムは関連付けのデータ ポートを作成します。 次に、オペレーティング システムは、Dot11ExtIhvPerformPostAssociate 関数を呼び出して、データ ポートに対する関連付け後の操作を開始します。
注 : Windows Vista の場合、IHV Extensions DLL では、インフラストラクチャ基本サービス セット (BSS) ネットワークのみがサポートされます。
関連付け後の操作を実行すると、IHV 拡張機能 DLL で次の操作を実行できます。
新しいデータ ポートに必要なリソースを割り当てます。
関連付け前操作中に構成された認証アルゴリズムのパケットの送受信など、データ ポートに対して独自のセキュリティ処理を実行します。 この操作の詳細については、「関連付け前操作」を参照してください。
暗号キーを派生させ、WLAN アダプターにダウンロードします。
WLAN アダプターが AP との関連付け解除操作を完了すると、オペレーティング システムは Dot11ExtIhvStopPostAssociate 関数を呼び出すことによって、データ ポートの関連付け後操作を終了します。 この呼び出しの後、オペレーティング システムは関連付けのデータ ポートを削除します。
次のトピックでは、関連付け後の操作を実行または停止するために IHV 拡張機能 DLL が実行する必要がある操作について説明します。
ネイティブ 802.11 802.1X モジュールへのインターフェイス
関連付け操作の詳細については、「関連付け操作」を参照してください。
関連付け解除操作の詳細については、「関連付け解除操作」を参照してください。
ポート管理に関連する手順の詳細については、「ポート ベースのネットワーク アクセス」を参照してください。