AVStream のハードウェア コーデックのサポート

AVStream ベースのメディア デバイスは、ユーザーモード アプリケーションへの Media Foundation Transform (MFT) フィルターとして表示できます。

この機能により、ハードウェア ベンダーは、ハードウェア ベースのデコーダー、エンコーダー、およびビデオ プロセッサをユーザー モード Media Foundation Transforms (MFT) として表示できます。

ハードウェア ベースのエンコードとデコードにより、ユーザー エクスペリエンスが大幅に向上します。

AVStream でハードウェア コーデックのサポートを有効にするために、ベンダーは、デコード、エンコード、ビデオ処理を公開する AVStream ベースのミニドライバーを、それぞれ個別の AVStream フィルターとして提供します。 オペレーティング システムは、各 AVStream フィルターに対応するユーザーモードの MFT を作成します。 その後、ユーザーモード アプリケーションは、Media Foundation SDK で定義されている IMFTransform インターフェイス関数を使用して、コード変換要求を MFT に送信できます。

このセクションでは、AVStream ドライバーがこの機能を使用するために必要な変更について説明します。

このセクションでは、以下のトピックについて説明します:

AVStream のハードウェア コーデック サポートの概要

AVStream コーデックのデータ型ネゴシエーションの処理

AVStream コーデックのハードウェア メディアの使用

AVStream コーデックのアロケーターのフレーム処理の指定

AVStream コーデックの拡張サンプル情報の記述

AVStream コーデックの動的形式変更のサポート

AVStream コーデックのストリームの終了処理

AVStream コーデックの状態のリセット

AVStream コーデックのストライド処理

AVStream ベースのハードウェア コーデック ドライバーのインストール