リモート デスクトップの URI のスキーマ

このドキュメントでは、リモート デスクトップの URI (Uniform Resource Identifier) の形式を定義します。 これらの URI スキームを使用すると、さまざまなコマンドを使用してリモート デスクトップ クライアントを呼び出すことができます。

ms-rd URI スキーム

ms-rd URI には、次の形式を使用して、クライアントのコマンドとコマンドに固有のパラメーターのセットを指定するオプションが用意されています。

ms-rd:command?parameters

パラメーターでは、キー = 値のペアのクエリ文字列形式を & で区切って使用して、指定されたコマンドに関する追加情報を提供します。

param1=value1&param2=value2&…

コマンドとパラメーター

現在サポートされているコマンドとそれに対応するパラメーターの一覧を次に示します。

コマンドを指定せずに ms-rd: を使用すると、クライアントが起動されます。

Subscribe

このコマンドは、クライアントを起動し、サブスクリプション プロセスを開始します。

コマンド名: subscribe

コマンドのパラメーター:

例: ms-rd:subscribe?url=https://contoso.com

レガシ rdp URI スキーム

Microsoft リモート デスクトップでは、URI スキーム rdp://query_string を使用して、クライアントを起動するときに使用される事前構成されている属性の設定を格納します。 クエリ文字列は、URL で指定する単一または一連の RDP 属性を表します。

RDP 属性は、アンパサンド記号で区切ります (&)。 たとえば、PC に接続する場合、文字列は次のようになります。

rdp://full%20address=s:mypc:3389&audiomode=i:2&disable%20themes=i:1

次の表に、iOS、Mac、Android のリモート デスクトップ クライアントで使うことができる、サポートされている属性の完全な一覧を示します (プラットフォームの列の "x" は属性がサポートされていることを示します。 山かっこ (<>) 内の値は、リモート デスクトップ クライアントでサポートされている値を表します)。