REMOVE プロパティ
REMOVE プロパティの値は、削除するコンマで区切られた機能の一覧です。 この機能は、Feature テーブルの Feature 列で指定されている必要があります。 コマンド ラインで REMOVE=ALL を使用すると、インストーラーによってインストール レベルが 0 より大きいすべての機能が削除されることに注意してください。 この場合、インストール レベルが 0 の機能は、インストーラーによって削除されません。 機能のインストール レベルの詳細については、Feature テーブルに関するページを参照してください。
解説
製品が完全にアンインストールされるように設定されているかどうかを判断するために、パッケージ作成者は、条件式を使用して REMOVE=ALL かどうかを確認できます。 トップの機能を absent に設定して製品を削除した場合、InstallValidate アクションの後まで REMOVE プロパティが ALL と等しくない場合があることに注意してください。 つまり、REMOVE=ALL に依存するカスタム アクションはすべて、InstallValidate の後にシーケンス処理する必要があります。 詳細については、「削除中に実行するアクションの調整」も参照してください。 機能名は大文字と小文字が区別されることに注意してください。
インストーラーは常に、以下のプロパティをこの順序で評価します。
- ADDLOCAL
- REMOVE
- ADDSOURCE
- ADDDEFAULT
- REINSTALL
- ADVERTISE
- COMPADDLOCAL
- COMPADDSOURCE
- COMPADDDEFAULT
- FILEADDLOCAL
- FILEADDSOURCE
- FILEADDDEFAULT
たとえば、コマンド ラインで ADDLOCAL=ALL, ADDSOURCE = MyFeature と指定された場合は、最初にすべての機能が "ローカルで実行" に設定され、次に MyFeature が "ソースから実行" に設定されます。 コマンド ラインが ADDSOURCE=ALL, ADDLOCAL=MyFeature である場合は、最初に MyFeature が "ローカルで実行" に設定され、次に ADDSOURCE=ALL が評価されたときに、すべての機能 (MyFeature を含む) が "ソースから実行" に再設定されます。
インストーラーは、中断されたインストールの再開中、またはコマンド ラインで上記のプロパティのいずれかが指定されているときに Preselected プロパティを "1" の値に設定します。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
バージョン |
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー。 Windows インストーラーのバージョン別に必須となる最小 Windows サービス パックに関する詳細については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。 |
関連項目