NetFile 関数 (ネットワーク共有管理)

ネットワーク ファイル関数を使用すると、サーバー上で開いているファイル、デバイス、パイプ リソースを監視および閉じる方法が提供されます。 ファイル関数の一覧を次に示します。

機能 説明
NetFileClose リソースを強制的に閉じます。
NetFileEnum サーバー上の開いているファイルに関する情報を返します。
NetFileGetInfo サーバー リソースの特定のオープンに関する情報を返します。

 

他の方法でファイルを閉じることができない場合は、 NetFileClose 関数を呼び出します。 NetFileClose はファイルを閉じる前にクライアント システムにキャッシュされたデータをファイルに書き込まないので、この関数は注意して使用する必要があります。

NetFileEnum 関数は、サーバーで開かれているリソースに関する情報を返します。 ファイルは、1 つ以上のアプリケーションによって 1 回以上開くことができます。 各ファイルを開くと、一意に識別されます。 NetFileEnum 関数は、ファイルを開くごとにエントリを返します。 NetFileGetInfo 関数は、リソースの 1 つのオープンに関する情報を返します。

ファイル情報は、次のレベルで入手できます。

FILE_INFO_2
FILE_INFO_3

レベル 0 とレベル 1 はサポートされていません。 レベル 2 は、リソースが開かれたときにリソースに割り当てられた ID 番号のみを返します。 レベル 3 は、ID 番号、アクセス許可、ファイル ロック、およびリソースを開いたユーザーの名前を返します。

Active Directory をプログラミングしている場合は、特定の Active Directory サービス インターフェイス (ADSI) メソッドを呼び出して、 NetFileEnum 関数と NetFileGetInfo 関数を呼び出すことで実現できるのと同じ機能を実現できます。 詳細については、「 IADsResource 」および「 IADsFileServiceOperations」を参照してください。