IMFReadWriteClassFactory::CreateInstanceFromObject メソッド (mfreadwrite.h)

IUnknown ポインターを指定して、シンク ライターまたはソース リーダーのインスタンスを作成します。

構文

HRESULT CreateInstanceFromObject(
  [in]  REFCLSID      clsid,
  [in]  IUnknown      *punkObject,
  [in]  IMFAttributes *pAttributes,
  [in]  REFIID        riid,
  [out] LPVOID        *ppvObject
);

パラメーター

[in] clsid

作成するオブジェクトの CLSID。

意味
CLSID_MFSinkWriter
シンク ライターを作成します。 ppvObject パラメーターは、IMFSinkWriter インターフェイス ポインターを受け取ります。
CLSID_MFSourceReader
ソース リーダーを作成します。 ppvObject パラメーターは、IMFSourceReader インターフェイス ポインターを受け取ります。

[in] punkObject

ソース リーダーまたはシンク ライターの初期化に使用されるオブジェクトの IUnknown インターフェイスへのポインター。 メソッドは、次のいずれかのインターフェイスに対してこのポインターを照会します。

意味
IMFByteStream
バイト ストリームへのポインター。

clsidCLSID_MFSinkWriter場合、シンク ライターはこのバイト ストリームにデータを書き込みます。

clsidCLSID_MFSourceReader場合、このバイト ストリームはソース リーダーのソース データを提供します。

IMFMediaSink
メディア シンクへのポインター。 clsidCLSID_MFSinkWriterされている場合にのみ適用されます。
IMFMediaSource
メディア ソースへのポインター。 clsidCLSID_MFSourceReaderされている場合にのみ適用されます。

[in] pAttributes

IMFAttributes インターフェイスへのポインター。 このパラメーターを使用して、シンク ライターまたはソース リーダーを構成できます。 詳細については、次のトピックを参照してください。

このパラメーターは、NULL でもかまいません。

[in] riid

要求されたインターフェイスの IID。

[out] ppvObject

要求されたインターフェイスへのポインターを受け取ります。 呼び出し元はインターフェイスを解放する必要があります。

戻り値

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

このインターフェイスは、Windows Vista のプラットフォーム更新プログラムの補足情報がインストールされている場合、Windows Vista で使用できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista 用 Windows 7、Windows Vista およびプラットフォーム更新プログラムの補足 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfreadwrite.h

こちらもご覧ください

IMFReadWriteClassFactory