MsiSetInternalUI 関数 (msi.h)
MsiSetInternalUI 関数を使用すると、インストーラーの内部ユーザー インターフェイスが有効になります。 次に、このユーザー インターフェイスは、このプロセスでユーザー インターフェイスを生成するインストーラー関数に対する後続のすべての呼び出しに使用されます。 詳細については、「ユーザー インターフェイスのレベル」を参照してください。
構文
INSTALLUILEVEL MsiSetInternalUI(
[in] INSTALLUILEVEL dwUILevel,
[in, out] HWND *phWnd
);
パラメーター
[in] dwUILevel
ユーザー インターフェイスの複雑さのレベルを指定します。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
[in, out] phWnd
ウィンドウへのポインター。 このウィンドウは、作成されたすべてのユーザー インターフェイスの所有者になります。 ユーザー インターフェイスの以前の所有者へのポインターが返されます。 このパラメーターが null の場合、ユーザー インターフェイスの所有者は変更されません。
戻り値
前のユーザー インターフェイス レベルが返されます。 無効な dwUILevel が渡された場合は、 INSTALLUILEVEL_NOCHANGE が返されます。
解説
MsiSetInternalUI 関数は、インストーラーでユーザー インターフェイスを表示する必要がある場合に便利です。 たとえば、機能がインストールされていても、ソースが挿入する必要があるコンパクト ディスクである場合、インストーラーはコンパクト ディスクの入力をユーザーに求めます。インストールの性質によっては、アプリケーションに進行状況インジケーターが表示されたり、ユーザーに情報を照会したりする場合もあります。
Msi.dll が読み込まれると、ユーザー インターフェイス レベルが DEFAULT に設定され、ユーザー インターフェイスの所有者が 0 に設定されます (つまり、初期ユーザー インターフェイスの所有者はデスクトップです)。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows インストーラーのバージョンで必要な最小 Windows サービス パックに関する情報については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | msi.h |
Library | Msi.lib |
[DLL] | Msi.dll |