IPropertyStoreCapabilities インターフェイス (propsys.h)
ユーザーが UI でプロパティを編集できるかどうかを決定するメソッドを公開します。
継承
IPropertyStoreCapabilities インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IPropertyStoreCapabilities には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IPropertyStoreCapabilities インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IPropertyStoreCapabilities::IsPropertyWritable プロパティ ハンドラーで、ユーザーが UI で特定のプロパティを編集できるかどうかを照会します。 |
注釈
実装するタイミング
プロパティ ハンドラーは、特定のプロパティを編集するユーザーの機能を無効にするために、このインターフェイスを実装します。 通常、これらのプロパティは UI で編集できますが、プロパティ ハンドラーによる書き込みはサポートされていません。 たとえば、System.Author プロパティは通常編集可能です。 プロパティ ハンドラー作成者が、読み取り用に System.Author を公開するファイルの種類を作成したが、このプロパティの書き戻しをサポートできなかった場合、ハンドラー作成者は System.Author の IPropertyStoreCapabilities::IsPropertyWritable からS_FALSEを返す可能性があります。[プロパティ] ダイアログの [ 詳細ウィンドウ] タブや [詳細] タブ など、プロパティの編集を許可するシェル ユーザー インターフェイスは、特定のプロパティの編集を許可するかどうかを決定する一環として、このメソッドを呼び出します。 これにより、シェル プロパティ編集 UI では、プロパティ ハンドラーがプロパティ値の設定またはコミットに失敗したときにエラーが表示されるのではなく、コントロールを無効にすることができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | propsys.h |